文学部
Faculty of Letters

学科構成

日本語日本文学科  入学定員40名
Department of Japanese Language and Literature

英語英米文学科   入学定員40名
Department of English Language and Literature

学部の内容

  「人間」とその生き方を考える学部、とも言える文学部。言語や文学という形で表現されるのは、生活・文化・社会・歴史そして精神構造にまで及びます。ここで物事の本質を見る目を養ってください。
 人間は言葉でものを考えて表現し、伝えます。言語を、また文学を学ぶことは、考える方法を学ぶこと、そして表現する方法を学ぶことです。 

 日本語日本文学科では、日本語の音韻、文法、語彙などについて、その歴史と構造を研究します。また、それぞれの時代をものがたる文学作品を研究することで、日本の心を探ります。 
 英語英米文学科の研究分野は、英語学、英文学、米文学。また、国際社会の中で、実際に文学・政治・経済などについての議論ができるという高いレベルを目指し、本格的な「英語運用能力」すなわち英語を読む、聞く、話す、書くの四つの基本能力の開発に重点を置いています。
  さらに、両学科の総合文化コースでは、世界の多様な言語・文化を比較や総合という視点から学びます。 
 なお、文学部には、日本語教師を養成する「日本語教育課程」があります。

 

学科の紹介

日本語日本文学科

日本語の成り立ちと仕組みを学ぶ。
広大な文学の沃野へ いざ。

■何を学ぶの? 知識の蓄積と分析能力の育成ー大胆な立論に向けて

 1年次には主に概論を、2年次以降に各分野の講義や演習を、3年次以降に卒業論文のテーマに迫る特殊研究を履修します。最も重視される演習と特殊研究は、調査結果だけでなく、プレゼンテーション能力が問われる場でもあります。
 語学分野(音韻・文法・語彙・日本語教育)では、一般的な言語理論の学習と、方言を含む現代語や古典語、外国人の日本語等の分析を行います。文学分野(古代・中世・近世・近代)では、緻密な読解に加え、作品成立の時代的背景や書物の版元の違い等をも視野に入れた総合的な作品理解を目指します。全ての分野に専門の教員がいることが本学の特長です。関連諸学の講義(比較言語学・中国文学・地域文化等)も充実しています。
 今を飛び交うことばにも、文献の中の表現にも、その背後には語られていない広い世界が存在します。小さな現象から豊かな世界像をたぐりよせてくる研究の醍醐味を是非味わってください。なお、有志による、本学図書館や県立図書館所蔵の古典籍調査も行っています。

■こんな人向き! 読むこと、話すこと、考えることは好きですか

 日本語日本文学の多くの分野には厚い先行研究が存在します。1200年以上の研究史がある万葉集はもちろん、近年の現象とされる「ラ抜きことば」にも研究上踏まえるべき書物は少なくありません。しかし一方で、厚い研究史を射抜く繊細かつ鮮やかな論文も毎年生まれています。古典にも、目の前で変化しつつあることばにも、目をこらしてみると、解決が先延ばしにされている問題や、新たな方法論の導入で浮き彫りにされてくる問題が残っているのです。問題解決のために、広い教養と現代を鋭く見つめる視線が必要なのは当然のことでしょう。さらに加えて、推論を立証するための調査を厭わぬ熱意、自論と先人の論との相違点や共通点を見極める冷静な判断力、前提を異にする相手を説き伏せる文章力も大切です。自らとの対話と、多くの議論の中で、真摯に解決を求めようとする皆さんを待っています。

■4年後は? 社会で能力を生かす、さらに研究を極める

 例年、6割の学生が民間企業や事務系の公務員を、3割が国語科教員や日本語教員を、1割が大学院への進学を志望しています。民間企業等においては、問題解決能力やコミニュケーション能力を評価され、教育や出版関係だけでなく幅広い職種で活躍しています。教員志望の学生は、ほぼ全員が常勤・非常勤講師として教育現場に立ちます。卒業後1〜2年の学生を含めると、常勤として公立や私立の国語教員に採用されるのは毎年5人程度です。また、卒業と同時に日本語教員として海外に就職する学生もいます。進学者は本学や九大・阪大等の大学院で研究を重ねています。

 

英語英米文学科

グローバル時代へー
「国際人」という名の生き方が始まる。

■何を学ぶの? 国際語、そして専門分野へ

 21世紀を迎え、いよいよグローバルな視野が求められている今日、英語英米文学科では、現代英語を「読む」「書く」「聴く」「話す」――この4つの技能の向上を目指して、1年生から4年生まで一貫したカリキュラムのもとに、徹底した英語運用能力開発のための授業を行なっています。ネイティブスピーカーによる授業も多く、これらに加えて、英語圏の文化や習俗についても学びます。 また、3年生からは「英語学」「英文学」「米文学」の3分野について、それぞれのセミナーを中心として専門的に勉強し、その成果を4年次の卒業論文に結実させています。 

■こんな人向き!英語力を、努力の結晶にしたいなら

 英語英米文学科は、女子大から半世紀を優に超える長い伝統があります。この実績を守り独自性を培いながら、地域社会の発展に貢献し、さらには世界に活躍する有為な人材を育成するために、真摯に英語教育に取り組む学生が求められています。根気と努力を惜しまず英語という外国語を学び、また、英語圏の珠玉の文学作品を鑑賞することは、異文化を理解するために、さらには自身の人間形成のために不可欠のステップであるといえます。志望する皆さんの若々しい情熱、そして、旺盛な探求心をこころから期待しています。

■4年後は?教員から企業まで、英語を活かして

 英語英米文学科の多くの学生は、やはり専門として身につけた英語が活かせる職業に就くことを希望します。公立高等学校・中学校の教員採用数は、以前にくらべて少なくなっていますが、毎年、数名は教職試験に現役合格しています。また、私立高校の教員として、あるいは公私立の臨時採用・非常勤講師としても採用されています。情報産業への就職を始めとして、英語運用能力の活かせる外資系企業、旅行代理店、航空会社、あるいはホテルなどのサービス業界に進む人もいます。さらに専門的な研究を深めるために本学の大学院文学研究科に進学する人も近年増えています。また、通訳業や翻訳の仕事に携わっている人も少なからずいます。

総合文化コース

 多様な言葉、多様な文化から「私」だけのテーマが見つかる。

 総合文化コースは、文学部の英語英米文学科、日本語日本文学科の中の1コースとして設置されています。
 総合文化コースでは、文学部共通科目の中の「総合文化」科目の担当者の研究室に所属して卒業論文の準備をします。
 所属する学科で学んだ知識を基礎としながらも、その枠を超えて、ドイツ語圏、フランス語圏、中国語圏などの世界の多様な言語・文化や歴史、そして言語学、心理学、思想、哲学などを研究テーマとしたり、比較や総合の視点から新たな研究テーマを自分で作り出していくことができるのです。
 総合文化コースでは、ただ教わるだけでなく、自分自身でテーマを見つけ、考え、調べ、発見していくことを望む人を歓迎します。
 総合文化コースのホームページからそれぞれの研究室をのぞいてみてください。  

 

取得可能な資格

日本語日本文学科: 

中学、高校教諭一種免許(国語)
英語英米文学科:  中学、高校教諭一種免許(英語)

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