開講所属全学共通
時間割コード12311401
授業科目名現代の文学
授業科目名(英文)
科目区分人間と文化
担当教員難波 美和子
開講年次1年生
学期・曜日・時限前期 水曜日 3時限
単位数2


概要
読書とは娯楽だ。小説を読むことは様々な人生を生き、見知らぬ土地を訪れることでもある。歴史や社会、科学などさまざまな領域についての書物は、知る楽しみを与えてくれる。しかし、楽しむためには多少の訓練は欠かせない。ゲームを楽しむためにはルールを知り、勝ち進むための技術の熟練が必要なように、読むことの自由と快楽を獲得するためには、ある程度の量と多様性を経験しなければならない。作品を丁寧に読むとともに、想像力を働かせることが読書を楽しむためには重要だ。読書を楽しむためのアプローチには様々なものがあるが、この授業では、短編小説を読み、ほかの履修者と議論をしたり、面白さについて考えたりすることから、読書をより楽しむ方法を身につける。
授業では、さまざまな地域や時代の短編小説を読み、議論しながら、読む楽しみを体験する。また、自分のおすすめの本をほかの人に薦めるプレゼンテーションを行い、楽しみながら読書量を増やすことをめざす。
受講にあたっての予備知識は必要ない。これまで読書嫌いであってもかまわない。もちろん読書好きの参加も歓迎する。ただ、授業で指示されたテクストを読み、自由に短いコメントを提出し、それに基づいて、出席者同士での議論に参加すること。
到達目標
作品を読み、それについて言語化することを習慣づける。履修者同士の対話を通じて、さまざまな感じ方、読み取り方の可能性を理解する。
 作品の中のさまざまな「面白さ」を体験し、他の作品への関心を育てる。
履修上の注意
予備知識は不要。読書好き、読書嫌いは不問。ただし読書を楽しみたいという気持ちを持つこと。そのために積極的な態度をもってほしい。読書の楽しみは自分で体験するもので、与えることはできない。
 授業中に取り上げることができる文章、書籍には限りがある。紹介した作品以外にもなるべく多種多様な本を読むように努めること。書籍の選択は自由だが、授業期間中に読む書籍の目標数を設定し、記録することを課す。過大な目標は必要ない。これまでの日常よりも多くの本を読むという目標を持ってほしい。ほぼ毎回課題を出すので、必ず提出すること。
 全授業回数の三分の二以上出席し、課題に基づく議論に参加すること。
授業計画
1 文学のたのしみについて・授業の進め方 
2 テクスト(1)についての意見交換
3 テクスト(2)についての意見交換
4 テクスト(3)についての意見交換
5 長編小説を読む(1)
6 ビブリオ・バトル(1)
7 テクスト(4)についての意見交換
8 テクスト(5)についての意見交換
9 テクスト(6)についての意見交換
10 長編小説を読む(2)
11 ビブリオ・バトル(2)
12 テクスト(7)についての意見交換
13 テクスト(8)についての意見交換
14 特別講義(予定)
15 ビブリオ・バトル(3)・まとめ
予習・復習
について
・指定されたテクストを読み、200字程度のコメントを書く。
 ・ビブリオ・バトルで紹介する本を探し、プレゼンテーションの方法を考える。
 ・リストに挙げられた書籍以外にも、積極的に読書の範囲を拡げる。
使用教材
 読むテクストは授業中に指示する。何を読むかを楽しみにしてほしい。
参考文献
授業中に指示する
単位認定
の方法
・課題(テクストのコメント)の提出(60%)
・意見交換への参加(10%)
・長編小説の感想(400字)(10%)
・ビブリオ・バトルの成績(10%)
・読書記録の提出(10%)
成績評価基準
・課題を読み、あらすじではなく、自分の感想、考えを文章で表現できる。
・自分の意見と他の人の意見とを比較できる。
・自分が推薦する本の説明を一定の時間内にできる。
・積極的に読書している。
その他1
その他2
参考URL