開講所属全学共通
時間割コード12320101
授業科目名科学の思想
授業科目名(英文)
科目区分人間と文化
担当教員平岡 隆二
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 水曜日 3時限
単位数2


概要
原発問題を例に挙げるまでもなく、現代社会に生きる我々にとって、科学と今後どのように付き合っていくかという問題は、きわめて差し迫った課題となっている。この講義では、科学と呼ばれる知識体系がどのように成立し、現在の形にまでいたったのかについての思想史的な経緯や背景を探る。また「科学的な」という表現が意味するところのものや、「科学者」という社会的存在についても考えてみたい。
到達目標
科学的な知の成立から現在に至るまでの展開について、思想史の観点からバランスのよい知識を身につける。それにより、現在合理的で客観的な知識の代表格とされている「科学」に対する複眼的な視点を見に付けることを目標とする。
履修上の注意
前提知識は特に必要としないが、幅広い興味関心と問題意識を持ってのぞむこと。
授業計画
1.ガイダンス:授業計画、到達目標、評価基準など
2.西洋科学の精神:ベルツ、北里柴三郎、科学研究の現場
3.科学の誕生と古代ギリシア:タレスからプラトンまで
4.アリストテレス:動物学、自然学、宇宙構造論
5.科学革命1:コペルニクス、地動説、道具主義
6.科学革命2:ガリレオ、ケプラー、ニュートン
7.科学の制度化:ロイヤル・ソサエティー、学会、雑誌
8.産業革命の時代の科学と技術:職人と技術、エコール・ポリテクニク
9.科学の専門職業化:エンジニア、エジソン、企業研究所
10.科学論の展開1:仮説演繹法、論理実証主義
11.科学論の展開2:クーン、パラダイム、通常科学
12.国家と科学技術:マンハッタン計画、原爆、冷戦、巨大科学
13.現代社会と科学1:福島原発事故、想定外
14.現代社会と科学2:安全神話、科学技術とメディア
15.社会の中の科学:科学と技術の融合、欠如モデル、コンセンサス会議
予習・復習
について
講義で紹介する参考文献等を積極的に読むこと。
使用教材
講義で随時指示・配布する。
参考文献
講義で随時指示する。
単位認定
の方法
平常点(20%)、定期試験(80%)
成績評価基準
科学的な知の成立と展開について、文化的・社会的背景とともに、的確に理解できているかどうかについて判断・評価する。
その他1
その他2
参考URL