開講所属全学共通
時間割コード12320201
授業科目名西洋文化圏の理解
授業科目名(英文)
科目区分人間と文化
担当教員内田 良太
開講年次1年生
学期・曜日・時限前期 水曜日 3時限
単位数2


概要
 「西洋文化圏の理解」は端的に言えば文化にかかわる歴史(西洋史)の講義です。西洋における文化的営みを構成する諸要素を歴史的に検討していきます。高校世界史のように出来事を時系列に沿って提示することは意図していません。
 講義の手順としましては、まず、ヨーロッパとは何かということを確認し、次に宗教、福祉、市場という三つのテーマを主としてイギリス、フランスに具体的事例を求めつつ、考察します。さらにヨーロッパと周辺世界との関係性に注目し、文化圏の拡大と接触の諸相を明らかにします。
到達目標
(1)今日的な問題を過去の歴史を踏まえて分析するための方法を獲得する
(2)我が国の文化を相対的に分析するための視点を獲得する
履修上の注意
(1)初回授業時には本シラバス、もしくはそのコピーを持参して下さい。
(2)先述の目標を達成するために西洋史の概説的な説明は最低限にとどめる予定です。
(3)通話、及び講義に無関係な私語をおこなった場合、履修を放棄したとみなします。代筆等、不正行為をおこなった場合も同様に履修を放棄したとみなします。
(4)授業の進捗状況等によって、テーマを変更・省略することがあります。
授業計画
01. はじめに
02. ヨーロッパとは
03. 宗教(1)――宗教改革以前のキリスト教
04. 宗教(2)――宗教改革以後のキリスト教
05. 宗教(3)――フランスにおける国家と宗教
06. 福祉(1)――ヨーロッパの慈善的救済
07. 福祉(2)――18世紀フランスの捨子
08. 福祉(3)――革命期における公的救済
09. 市場(1)――重商主義と商業革命
10. 市場(2)――近世フランスの市場
11. 市場(3)――アダム・スミス
12. ヨーロッパと周辺世界(1)――大航海時代
13. ヨーロッパと周辺世界(2)――近代世界システム
14. ヨーロッパと周辺世界(3)――奴隷制と植民地
15. まとめと定期試験ガイダンス
予習・復習
について
講義を通して関心を持った事柄について各自で理解を深めて下さい。そのために必要な参考文献については講義毎に紹介していきます。
使用教材
特にありません(授業時にレジュメを配布します)。
参考文献
参考文献につきましては講義時に適宜、紹介します。さしあたり、以下を参照して下さい。
・イマニュエル・ウォーラーステイン(山下訳)『入門世界システム分析』藤原書店、2006年。
・コルネリゥス・ウォルフォード(中村訳)『市の社会史』そしえて、1984年。
・武蔵大学人文学部ヨーロッパ比較文化学科編『ヨーロッパ学入門(改訂版)』朝日出版社、2007年。
単位認定
の方法
学期末試験(70%)、中間レポート(15%)、リアクション・ペーパー(15%)の三つを総合して単位認定します。ただし、他の受講者の学習を妨害する行為を行った場合は単位認定しません。中間レポート未提出者も単位認定しません。
成績評価基準
先述の到達目標の達成度を学期末試験、中間レポート、リアクション・ペーパーから判断し、評価します。特に定期試験では「自分自身の言葉で説明できる」を重視します。
その他1
その他2
参考URL