開講所属全学共通
時間割コード12711101
授業科目名環境と生きる
授業科目名(英文)
科目区分自然と環境
担当教員小林 淳
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 火曜日 3時限
単位数2


概要
地球環境の成り立ち、構造、組成および元素の循環について理解し、人々の環境との歴史的かかわりを知り、さらに現代人の「快適で豊かな生活」を支える種々の化学物質が人の健康および生態系に及ぼす影響の評価手法、すなわち化学物質の毒性、動態、代謝、安全性の評価、リスク評価などの基礎的事項を学習し理解する。
到達目標
様々な環境要因、また、人口問題、食糧問題、エネルギー危機など、最近の地球環境問題について理解を深め、将来のあるべき地球環境の姿と環境保全対策について考察できるようにする。
履修上の注意
日頃から新聞等を読み、国内外の環境問題に関心を持つ習慣を身につけること。講義の中で取り上げたいくつかのテーマについてレポートの提出を求める。
授業計画
第1回 環境と生きる-地球環境と人類の将来
内 容:人類が直面する地球環境にかかわる諸問題を紹介し、環境保全の重要性および問題解決の困難性を認識する。
第2回 宇宙と地球のすがた
内 容:宇宙、元素の誕生、地球の成り立ち、生命の誕生を紹介し、現在の地球環境に至る地球の進化過程および地球生態系の現状を理解する。
第3回 文明と地球環境
内 容:古代文明の多くは無計画な都市化、灌漑による農地の塩害、森林資源の枯渇などにより滅亡した。中世ヨーロッパにおいては急速な都市への人口流入により都市環境の悪化にともなう疫病の発生、森林の消失などが引き起こされた。人類の開発によって引き起こされた様々な環境破壊の歴史を理解する。
第4回 大気環境(1)
内 容:地球における大気の役割を概説し、酸性雨、地球温暖化などの地球規模で生じる環境問題について解説する。
第5回 大気環境(2)
内 容:人間の都市活動が引き起こす大気汚染とその変遷について解説する。
第6回 水環境(1)
内 容:地球の水資源および循環について解説する。また、熊本の水資源についても概説する。
第7回 水環境(2)
内 容:人間の都市活動が引き起こす水環境汚染について解説する。さらに、水中の有害物質の濃度レベル、除去方法など都市上下水道システムを概説するとともにその技術の進歩、今後の課題について考察する。
第8回 環境化学物質の毒性
内 容:環境中の様々な毒物とそれらの人体への影響について解説する。
第9回 環境汚染による健康被害
内 容:有機水銀によって引き起こされた水俣病を環境科学の立場から検証し正確な理解を進める。
第10回 環境化学物質のリスク評価
内 容:環境化学物質に起因するリスク評価法を概説し、リスク回避の方法などを考察する。
第11回 環境保全技術
内 容:環境汚染防止対策技術の推移を紹介し、エンドオブパイプ技術、クリーナープロダクション技術、さらにゼロエミッション技術を実例を挙げながら解説する。
第12回 エネルギー
内 容:世界と我が国のエネルギー消費の現状、新エネルギーの開発の現状を理解する
第13回 資源リサイクル
内 容:資源のリサイクルの現状、課題を理解する
第14回 地球環境の将来
内 容:世界のエネルギー資源、穀物生産量、水産資源の利用状況などから今後の人々の暮らしと環境問題について考察する。
第15回 総括および総合討論
予習・復習
について
講義の中で適宜指示する。
使用教材
プリントを配布する。
参考文献
多賀光彦他、地球のすがたと環境、三共出版(東京)1997
古賀 実他訳、入門-環境汚染のトキシコロジー、化学同人(京都)1995
単位認定
の方法
定期試験により評価する。
成績評価基準
環境問題やその保全対策についての理解度で評価する。
その他1
その他2
参考URL