開講所属全学共通
時間割コード12800701
授業科目名もやいすとシニア育成
授業科目名(英文)
科目区分地域理解とリーダーシップ
担当教員津曲 隆
開講年次2年生
学期・曜日・時限後期集中 その他 他
単位数2


概要
地域リーダーには、利害関心の異なる異質な関係者たちの間を取り持ち、関係者たちに共通認識を持たせ協働関係を構築する能力が必要であること、そして、地域の中にどのような課題やニーズが存在しているのかを抽出し、それを解決可能な問いへと鍛え上げていく能力が必要である。本講義は、そのために、地域リーダーに要求される次の2つの基礎スキル、
  ① リーダーシップと合意形成能力
  ② 調査技法(聞き取り調査スキル・分析力)
の養成を目標とし、もやいすとスーパーへの橋渡しを目的とする。
目標実現のために、実際に地域社会と関わりを持ちながら、①合意形成能力育成のためにファシリテーションを繰り返し実践する機会を設け、②調査技法を育成するためにフィールドリサーチの演習を行う。
講義はすべての回でファシリテーションのトレーニングを指向したグループ学習形式で実施する。
到達目標
「地域づくり」のキーパーソンとして、概要で述べた地域リーダーに要求される2つの基礎スキルを修得する。
履修上の注意
2年次開講。授業は、原則的にグループでの学習と活動を基本とする。また、体験学習(フィールドワーク)を行うので、学生教育研究災害傷害保険(学研災保険)に必ず加入しておくこと。未加入者は受講不可。後期科目であるが、前期中に授業を開始する。掲示等注意すること。
授業計画
■イントロダクション
第1回 オリエンテーション -“もやいすとシニア”に向けて-
もやいすとシニアの位置づけ、授業スケジュール、到達目標について説明する。
          
■調査技法の基礎
第2回 チームビルディングと地域課題解決の事例学習
授業の活動単位となるグループを決定、グループ活動を通して地域課題解決の取組事例を観察する。

第3回 調査の方法と倫理
聞き取り技法、倫理的配慮などをグループ学習を通して学ぶ。

第4回 フィールドでの調査の実際
実際に調査に入るフィールドに関する事前学習、マナー講座をグループ作業を通して学ぶ。

■フィールドワーク(集中講義)
第5回 ヒアリング調査(1)
第6回 ヒアリング調査(2)
第7回 調査結果の振り返りとまとめ

■調査の分析とまとめ
第8回 調査データの分析の方法
異なるインフォーマントから持ち寄った情報を総合的に整理・分析するために、KJ法や初等的統計手法について学ぶ。
     
第9回 調査結果発表
ヒアリング調査とそのデータ分析から得られた結果に基づきフィールド先の地域課題を抽出し、その内容について学生間で相互評価を行う。

■ファシリテーションの基礎と演習
第10回 ファシリテーション概論
ファシリテーションの基礎概念と実践の場となるもやいすとジュニア学生に対するファシリテーションについて説明する。

第11回 ファシリテーション演習
受講者のグループワークを通して、実践の場を想定したファシリテーション演習を行う。

■ファシリテーション実践(集中講義)
第12回 ファシリテーションの実践(1)
もやいすと(地域)ジュニアのファシリテーション
もやいすと(地域)ジュニアの活動をファシリテーターとして支援する。
     
第13回 ファシリテーションの実践(2)
もやいすと(地域)ジュニアのファシリテーション
もやいすと(地域)ジュニアの活動をファシリテーターとして支援する。

第14回 ファシリテーションの実践(3)
もやいすと(地域)ジュニアのファシリテーション
もやいすと(地域)ジュニアの活動をファシリテーターとして支援する。
   
第15回 ファシリテーションスキルについての振り返り  
ファシリテーションについてフィードバックを受け、振り返りを行う。
予習・復習
について
調査技法、ファシリテーションについて事前に調べておくこと。毎回の講義をまとめ、発表に備えること。

■ファシリテーション応用(希望者のみ)
もやいすと(防災)ジュニアのファシリテーション(9月末~11月)
もやいすとシニア育成を通して身につけたファシリテーションスキルの復習と向上を目指し、もやいすと(防災)ジュニアの活動をファシリテーターとして支援する。なお、このファシリテーション応用での活動は単位の認定外として、希望者のみの参加とする。
使用教材
プリントを配布する。
参考文献
適宜、紹介する。
単位認定
の方法
学生間の相互評価、成果発表会の内容、提出物(もやいすとポートフォリオ、講義レポート)によって総合的に評価。グループ学習を基本とする講義なので全回出席を原則とし、単位修得の必要条件とする。
成績評価基準
「リーダーシップと合意形成能力」、「調査技法(聞き取り調査スキル・分析力)」の修得度に応じて評価する。
その他1
・地域志向科目
・地方創生科目
その他2
参考URL