開講所属全学共通
時間割コード12900201
授業科目名現代社会と政治
授業科目名(英文)
科目区分社会と世界
担当教員松岡 泰
開講年次1年生
学期・曜日・時限前期 火曜日 3時限
単位数2


概要
アメリカは世界の中でも超大国であり、特に日本に対してもっとも影響力が大きい国である。アメリカはテレビや映画で、そしてニュースで頻繁に取り上げられるため、私たち日本人には親しみのある国であり、なんとなく理解しやすい国と思われているが、このアメリカ理解には誤解がきわめて多い。なぜなら、アメリカの政治や社会の仕組みは日本のそれとは対極的であり、その違いが想像の範囲をはるかに超えているからである。
 この講義はアメリカ政治の仕組みをわかりやすく解説することを目標としている。またアメリカは民主主義の先進国としばしば形容されるが、それにはメリットとデメリットの両面があるので、その両面をバランス良く解説する予定である。
到達目標
日本の政治だけを見ていても、欧米先進諸国が直面している課題や苦悩を理解することはできないし、日本政治の特質も理解できない。本講義ではアメリカを例にとり、欧米の先進諸国ないしは民主国家が直面している政治問題を具体的に紹介する。そうすることで、将来日本も直面するであろうそれらの問題を、皆さんにも一緒に考えてもらいたい。
履修上の注意
本講義では考え方や文化が異なるアメリカ政治を取り上げるので、できる限りアメリカに関する報道番組を利用し、視覚的にも理解してもらうように心がけている。映像を見る時も、単に「面白い」で終わらず、つねにテキストの内容と関連付けて考えてほしい。
授業計画
第1回  アメリカ政治の基礎知識:国旗、国家、首都、州名
第2回  第9章「地方自治と連邦制」:連邦制の成立過程
第3回  第9章「地方自治と連邦制」: アメリカの破産都市の現実
第4回  第9章「地方自治と連邦制」: 地方自治の日米比較
第5回  第6章 「大統領制」:大統領制と議院内閣制
第6回  第6章 「大統領制」:行政部における政策決定過程の変遷
第7回  第3章「選挙」 :アメリカの選挙と有権者の特徴について 
第8回  第11章「政治・文化・宗教」 :第1次文化戦争について
第9回  第11章「政治・文化・宗教」 :1950年代以降の第2次文化戦争について
第10回  第11章「政治・文化・宗教」 :環境保護運動と公民権運動について
第11回  第11章「政治・文化・宗教」 :政治勢力としての宗教勢力について
第12回  第12章「アメリカ政治とマイノリティ」:移民の国アメリカについて
第13回  第12章「アメリカ政治とマイノリティ」:マイノリティが直面する厳しい現実について
第14回  第12章「アメリカ政治とマイノリティ」:アメリカ政府の移民対策
第15回  第8章「司法の政治的役割」
予習・復習
について
講義は原則として授業計画に従って進むので、講義の前に予め所定のテキストの章を読んでおくように。
使用教材
久保文明、砂田一郎、松岡 泰、森脇俊雅『アメリカ政治(3版)』有斐閣アルマ、2017年
参考文献
サミュエル・ハンチントン『分断されるアメリカ』集英社 2004年、古矢 旬『ブッシュからオバマへ』岩波書店 2009年、バラク・オバマ『マイ・ドリーム』ダイヤモンド社 2007年、松岡 泰『アメリカ政治とマイノリティ』ミネルヴァ書房、2006年、松岡 泰『マイノリティが変えるアメリカ政治』NTT出版、2012年、西山隆行『移民大国アメリカ』ちくま新書、2016年
単位認定
の方法
学期末の定期試験で評価する。
成績評価基準
学期末の筆記試験では、内容の理解力と論理性を重視します。
その他1
その他2
参考URL