開講所属文学部
時間割コード33000301
授業科目名言語基礎論
授業科目名(英文)Fundamentals of Language Studies
科目区分人文基礎
担当教員村尾 治彦
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 火曜日 1時限
単位数2


概要
 本講義では、大学でことばを研究するとはどういうことなのか、何を対象にどのような手法で分析するのか、また、ことばを研究する領域にはどのようなものがあるのか、あるいは、ことばには探求すべくどのような側面があるのか等について、「言語学」からの知見をもとに、講義を行う。
到達目標
学問としてのことばの研究に関わる基礎的な知識の獲得と客観的にことばを捉え、あるがままにことばの本質を捉える姿勢を身に付けることを目標とする。また、ことばによるコミュニケーションのしくみについても理解する。
履修上の注意
 基本的には講義形式であるが、ことばを科学的に分析するためのトレーニングも行うため、各言語現象に積極的に取り組み、問題を解決していこうとする姿勢が望まれる。論理学的、数学的な要素もあるため、抽象的な事柄を論理的に思考する素養が求められる。また、トレーニングにおいては、深く、ねばり強く思考することが求められる。
全出席を前提とするため、欠席は平常点として減点する。
授業計画
第1回 はじめに:ことばを学問として研究するとはどういうことか
第2回 ことばの特性・機能
    ことばを研究する分野:言語学、日本語学、英語学、日本語教育、英語教育他
第3回 ことばの科学的研究とは
    言語分析トレーニング

言語の構造
第4回 句の構造
第5回 文の構造 

言語の意味
第6回 意味の比較 
第7回 類義性 
第8回 多義性

言語の使用
第9回 会話の成り立ち
第10回 会話の原則

ことばとコミュニケーション
第11回 フレーム共有(基礎)
第12回 フレーム共有(実践)
第13回 異文化理解
第14回 コミュニケーションの諸問題

第15回 まとめ
予習・復習
について
 予習
指示した時には該当の文献を読んでくること。
復習
毎回の講義ノートを次回の授業までに見返して、内容を確認すること。
使用教材
 毎回講義内容をまとめたプリントを配布する。
参考文献
大津・波多野編.2004.『認知科学への招待』研究社.
加藤重広.2007.『学びのエクササイズ ことばの科学』ひつじ書房.
金水敏・今仁生美.2000.『意味と文脈』(現代言語学入門4)岩波書店
郡司隆男・坂本勉.1999.『言語学の方法』(現代言語学入門1) 岩波書店
ジャッケンドフ著/水光雅則訳.2004.『心のパターン:言語の認知科学入門』岩波書店.
冨田恭彦.1997.『科学哲学者 柏木達彦の多忙な夏』ナカニシヤ出版
福澤一吉.2007.『科学的に説明する技術』ソフトバンククリエイティブ株式会社.
山鳥重・辻幸夫.2006.『心とことばの脳科学』大修館書店.
熊本県立大学編. 2008. 『熊本学のススメ』
単位認定
の方法
・定期試験:70%
・毎回提出のコメント:30%
成績評価基準
ことばの研究に関わる基礎的な知識を身に付けているか、ことばの特性を客観的に捉え、それを自らの言葉で論理的に説明できるかという観点から評価する。
その他1
その他2
参考URL