開講所属文学部
時間割コード33104101
授業科目名日本文法I
授業科目名(英文)Japanese Grammar I
科目区分学部共通科目
担当教員佐藤 友哉
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 水曜日 2時限
単位数2


概要
日本語の文法を学び、また、研究する上での心構えを確立するため、日本語の様々な文法理論を概観しつつ、それぞれの研究成果、及び問題点と、今後の方向性について考える。
到達目標
・日本語の文法理論がいかに変遷して今日に至るかを理解する。                     
・日本語の文法が多角的・多面的、かつ、体系的であることを学ぶ。                   
・日本語の分析に関わる基礎的な文法知識を習得する。
履修上の注意
毎回、意見・質問・感想などを記入する出席カードを配布する。                       学習の達成度をはかる小テスト(論述式)を実施することがある。
授業計画
第1回 文法研究の歴史:研究し、歌学との関わり
第2回 山田孝雄の文法論:論理学的文法論、統覚作用
第3回 山田孝雄の文法論:陳述論、複語尾、句の設定
第4回 橋本進吉の形態論的文法論、品詞論
第5回 橋本進吉の文法論:文節・連文節
第6回 時枝誠記の文法論:言語過程説、詞辞論
第7回 時枝誠記の文法論:文の構造、入れ子型構造
第8回 渡辺実の文法論:構文論、展叙、統叙
第9回 渡辺実の文法論:ことばの職能
第10回 北原保雄の文法論:格構造論、補充成分・修飾成分
第11回 北原保雄の文法論:文の成分、文の構造
第12回 仁田義雄の文法論:記述文法、階層的モダリティ論
第13回 仁田義雄の文法論:格、人称、文のタイプ
第14回 近年の文法研究:テーマ研究、理論の多様化
      論述問題:各文法家における、文中の句と文との違い
第15回 文法知識の再認識、文法研究の今後の方向性
予習・復習
について
予習                                                           第1回 国学について調べておく
第2回 山田孝雄について調べておく
第3回 文法とは何かを考えておく
第4回 橋本進吉について調べておく
第5回 品詞にどのようなものがあるか調べておく
第6回 時枝誠記について調べておく
第7回 助動詞にどのようなものがあるかを調べておく
第8回 渡辺実の著作について調べておく
第9回 連用修飾、連体修飾について調べておく
第10回 北原保雄の著作について調べておく
第11回 格について調べておく
第12回 仁田義雄の著作について調べておく
第13回 モダリティについて調べておく
第14回 文法に関する疑問について振り返っておく
第15回 文法が何に、どう役立つのかを考えておく
   復習
ノートの見直しとまとめ。関連文献にも目を通しておくことが望ましい。
使用教材
必要に応じプリントを配布する。
参考文献
・『ある近代日本文法研究史』(仁田義雄著、和泉書院)
・『日本語文法入門ハンドブック』(加藤広重著、研究社)                            
・『研究資料・日本文法』1-10(鈴木一彦・林巨樹編、明治書院)                      
・『国文法講義』1-6、別巻(山口明穂編、明治書院)                              
・『日本文法大辞典』(明治書院)、『日本語文法大辞典』(同)、『国語学研究辞典』(同)、『国語学大辞典』(東京堂)
単位認定
の方法
授業内容の理解度を問う学期末試験による。
成績評価基準
到達目標に関する知識を問う試験(100点)の理解度により、秀、優、良、可の評価。60点未満は不可。
その他1
その他2
参考URL