開講所属文学部
時間割コード33151201
授業科目名中世文学講読
授業科目名(英文)
科目区分日本文学
担当教員竹島 一希
開講年次2年生
学期・曜日・時限後期 金曜日 5時限
単位数2


概要
この授業では、室町時代の連歌師・古典学者である宗祇が付注した『未来記雨中吟注(遠情抄)』を講読する。『未来記雨中吟』とは「悪い和歌」の手本として作られた偽書である。その教育的効果は、勅撰集や百人一首などの「良い和歌」の手本と同等に考えられ、特に中世後期から近世期にかけて盛んに講釈が行われた。宗祇注は諸注釈の中で最も早いものであり、それに続く注釈のもととなったものである。
到達目標
・崩し字を読めるようになる。
・中世韻文、及びその注釈の(表面上の)意味を理解できる。
・『未来記雨中吟』所収歌の典拠を把握し、一首における構造上の欠点を指摘できる。
履修上の注意
この授業は、演習形式と講義形式の混淆で進めていく。まず、毎回の授業の担当者を決め、担当箇所の翻刻、現代語訳を記したレジュメを作成してもらう。それを補う形で、教員が講義を行う。また、テキストは全て崩し字で書かれており、それを読むところから授業が始まる。従って、崩し字解読に興味のない者は、受講すべきではない。
授業計画
第1回 イントロダクション(授業の進め方、成績評価の説明)
第2回 『未来記雨中吟』概説
第3回 『未来記』講読(1)
第4回 『未来記』講読(2)
第5回 『未来記』講読(3)
第6回 『未来記』講読(4)
第7回 『未来記』講読(5)
第8回 『未来記』講読(6)
第9回 『未来記』講読(7)
第10回 『未来記』講読(8)
第11回 『未来記』講読(9)
第12回 『未来記』講読(10)
第13回 『未来記』講読(11)
第14回 『未来記』講読(12)
第15回 『未来記』講読(13)
予習・復習
について
担当者は指定箇所のレジュメ作成が必要であり、それ以外の受講生も同程度の予習を行うことが望ましい。
使用教材
プリントを配布する。
参考文献
授業中に指示する。
単位認定
の方法
授業時に作成したレジュメ、及び授業態度によって判断する。
成績評価基準
レジュメが誠意をもって作成されているか、また授業中に質問するなど積極的な姿勢を見せたかどうかなどを基準とする。
その他1
その他2
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