開講所属文学部
時間割コード33166201
授業科目名日本語教育評価法
授業科目名(英文)
科目区分学部共通科目
担当教員大山 浩美
開講年次3年生
学期・曜日・時限前期集中 その他 他
単位数2


概要
日本語教育評価法の授業では、学習者の理解を測定する時の方法について学びます。言語教育における評価の重要性、役割、手段、様々な評価尺度について概観します。実際の日本語の授業で用いられるテストをみながら、そのテストについて是非を話し合います。さらに様々な目的の小言語テストを実際に作り、試した上でよい評価法とは何かについて話し合います。
到達目標
評価の重要性、役割、手段、様々な評価法について理解し、テストを作れるようになることを目指します。評価のための統処理の方法を覚え、ツールが使えるようになります。
履修上の注意
講義形式と討論形式、作業という形式で行おうと考えています。よって、受け身的に聞くだけではなく、自ら考えを積極的に述べ、実際の作業においても手を動かしてもらいたいと考えています。まず周りのクラスメイトと協力し合って理解を深めたり(peer learning)、それでも理解ができない場合、遠慮せず質問をしてもらいたいです。
授業計画
第1回 評価法について  評価とは何か、その重要性、役割などについて概説する
第2回 様々な評価法について 相対的評価、絶対的評価、主観的テスト、客観的テスト、ポートフォリオなど、その方法、利点、欠点などについて概説する
第3回 文法・語彙テストを見てみよう 実際に使用された文法・語彙テストをみながら話し合う
第4回 テストに求められるものとは? 信頼性、妥当性
第5回 テストデザイン 学習者のレベルに応じたテストの出題基準などテスト設計について学ぶ
第6回 読解テスト,作文テストを見よう 実際に使用されたテストを見ながら話し合う
第7回 リスニングテストを見よう 実際に使用されたリスニングテストを見ながら話し合う
第8回 基礎統計量 平均、偏差値、モード、メジアン 統計 標準偏差、T検定、相関
第9回 エクセルで統計処理 エクセルでできる簡単な統計処理を行う
第10回 作文テストを見よう 実際に使用された作文テストを見ながら話し合う
第11回 テストを作ろう テスト作成グループを作り、グループごとにテストをつくる
第12回 テストを作ろう テスト作成グループを作り、グループごとにテストをつくる
第13回 テストを受けてみよう 自分たちが作ったテストを実際に受けてみる
第14回 テストについて話し合おう 自作のテストの良かった点、悪かった点についてプレゼンテーションをしてもらう。それについて討論し、どうすればよいテストを作れるかガイドラインを作る
第15回 まとめ
予習・復習
について
予習、復習は、出された課題を行うことになります。
使用教材
自作のプリント、パワーポイントなど
参考文献
①The Research Manual: design and statistics for applied linguistics Evelyn Hatch, Anne Lazaraton 1991 Newbury House Publishers 

②日本語教育に生かす第二言語習得研究 迫田久美子 2002 アルク

③「日本語教師のためのExcelでできるテスト分析入門」 小野塚若菜、島田めぐみ 2008 スリーエーネットワーク

④「実践言語テスト作成法」2000 大修館書店 L.F.Backman & A.S.Palmer
単位認定
の方法
自分たちで作ったテストについて、それからそのテストに対して良かった点、悪かった点を話し合うプレゼンテーションについて評価する。討論、グループワークへの貢献度などについても評価する(討論などが苦手という人についてはメモ書きでも可。とにかくどんな手段でも自分の意見を伝えてもらう)。
成績評価基準
期末試験(筆記)30%+期末試験(発表)60%+授業、グループワークへの参加度10%で評価します。
その他1
その他2
参考URL