開講所属文学部
時間割コード33186101
授業科目名言語文化研究I
授業科目名(英文)Research on Japanese Language and Culture I
科目区分関連分野
担当教員坂本 浩一
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期集中 その他 他
単位数2


概要
「授業の概要」:外国資料・洋学資料と日本語史。特に古代語から近代語への移行期、近代語の展開期における日本語の史的変化と具体的な外国資料・洋学資料の記述との照合、また九州方言を主とした地方語史についても講義する。
「授業のねらい」:①国際化社会に生きる学生にとって日本人としてのアイデンティティーたる日本語の歴史について、外国語と日本語の接触・交渉を跡付ける外国資料・洋学資料の具体相を通して学習し理解する。②地域文化の中に身を置いて生活する地方人のアイデンティティーたる地域言語(方言)に関する記述を、外国資料・洋学資料から抽出して検討し、地域言語とりわけ九州方言と中央語のそれぞれの歴史的展開について学習し理解する。③位相語研究やジェンダー的言語研究の観点から、外国人が観察し記述した資料について検討し、日本語の位相差に着目して学習し理解する。
「期待される教育効果」:①国際化社会において国際人として生きる日本人のコミュニケーション能力の根幹に据えられる日本語能力について、日本語の伝統・歴史を学ぶことでブラッシュアップしより高めることガできる。②地域文化について、特に言語的領域において深く理解を進め文化的中央の言語との違いなどについて正しく理解することができる。③年齢差・性差・職業差などの要因によって日本語に位相の違いが古代語においても近代語においても存在するという事実を正しく理解することができる。
到達目標
①国際化社会において国際人として生きる日本人のコミュニケーション能力の根幹に据えられる日本語能力について、日本語の伝統・歴史を学ぶことでブラッシュアップしより高めることができる。②地域文化について、特に言語的領域において深く理解を進め文化的中央の言語との違いなどについて正しく理解することができる。③年齢差・性差・職業差などの要因によって日本語に位相の違いが古代語においても近代語においても存在するという事実を正しく理解することができる。
履修上の注意
外国資料・洋学資料・日本語史に関する概説的内容が主となります。これまでに「言語学」「日本語学」関連の入門的授業を受けている方は、その内容を一度復習されておくとより理解が進むものと思います。一部の教材資料には英語等外国語の記述が混じっているものもありますが、基本的に教員が日本語訳するなりいたします。英語等についての専門的知識が特に要求されるものではありませんので、外国語に関する心配は無用です。
授業計画
第1回 外国語と日本語との接触の歴史 概説的ガイダンス
第2回 主要な外国資料・洋学資料について 外国資料・洋学資料入門
第3回 古代語から近代語への変化と外国資料・洋学資料(1)音韻を中心に
第4回 古代語から近代語への変化と外国資料・洋学資料(2)文法を中心に
第5回 古代語から近代語への変化と外国資料・洋学資料(3)語彙を中心に
第6回 古代語から近代語への変化と外国資料・洋学資料(4)表記を中心に
第7回 古代語から近代語への変化と外国資料・洋学資料(5)位相語その他
第8回 「前半レポート」:日程前半の最後の講義時に前半内容に関する記述レポートをその場で作成して提出していただきます。課題は作成時に指示します。レポート作成時の持ち込みは、授業配布資料(書き込みがあってもよい)と自筆の授業ノートのみを可とします。
第9回 近代語の展開と外国資料・洋学資料(1)綴字書 会話書 語彙集 など。
第10回 近代語の展開と外国資料・洋学資料(2)対訳辞書① 和-外対訳辞書など。
第11回 近代語の展開と外国資料・洋学資料(3)対訳辞書② 外-和対訳辞書など。
第12回 近代語の展開と外国資料・洋学資料(4)翻訳書 啓蒙書 など。
第13回 近代語の展開と外国資料・洋学資料(5)位相語その他 女訓書など。
第14回 現代語と外国語の諸相 外来語 アルファベット略語 など。 
第15回 「後半レポート」:日程後半の最後の講義時に後半内容に関する記述レポートをその場で作成して提出していただきます。課題は作成時に指示します。レポート作成時の持ち込みは、授業配布資料(書き込みがあってもよい)と自筆の授業ノートのみを可とします。
予習・復習
について
集中講義であるので、配布される資料類の分量がかさばるので自宅において各自で適切にファイルするなどして資料を紛失しないよう心掛けると同時に、資料の内容によく目を通して前半終了時と後半終了時に予定している授業時レポートの作成に備える復習と予習に努めてください。
使用教材
教科書は特に用いず、授業時に適宜プリント資料を配布します。配布は原則として一度きりにせざるを得ません。配布時に受け取り損ねた場合には、各自で資料を借りてコピーするなどして対応してください。
参考文献
これまでに入門的な授業で触れた、言語学・日本語学関連の入門書や事典類を適宜参照されると良いでしょう。
単位認定
の方法
下記2回の授業時レポートを提出していただき、合計100点満点で採点します。それ以外に試験等は行いません。
①「前半レポート」(50%):日程前半の最後の講義時に前半内容に関する記述レポートをその場で作成して提出していただきます。レポート作成時の持ち込みは、授業配布資料と自筆の授業ノートのみを可とします。
②「後半レポート」(50%):日程後半の最後の講義時に後半内容に関する記述レポートをその場で作成して提出していただきます。レポート作成時の持ち込みは、授業配布資料と自筆の授業ノートのみを可とします。
成績評価基準
下記①②③の到達目標についての修得状況・理解の度合に応じて評価する。
①国際化社会において国際人として生きる日本人のコミュニケーション能力の根幹に据えられる日本語能力について、日本語の伝統・歴史を学ぶことでブラッシュアップしより高めることができる。②地域文化について、特に言語的領域において深く理解を進め文化的中央の言語との違いなどについて正しく理解することができる。③年齢差・性差・職業差などの要因によって日本語に位相の違いが古代語においても近代語においても存在するという事実を正しく理解することができる。
その他1
その他2
参考URL