開講所属文学部
時間割コード33502201
授業科目名西洋文化史I
授業科目名(英文)Occidental Cultural History I
科目区分学部共通科目
担当教員内田 良太
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 月曜日 2時限
単位数2


概要
 文化史は、政治史、経済史、社会史等、様々な歴史研究の方法の一つです。近年、隣接諸科学からの影響により、文化史の方法は他の歴史研究に比べ飛躍的に拡大しました。しかしながら、文化史は明確な学問的体系を有しているわけではありませんし、社会史や政治史とはっきりと区別することは困難です。また、そもそも「文化」とは何か、といった問題も残されています。
 こうした課題を踏まえ、西洋文化史Iでは、文化史に関わる主要な研究業績を取り上げ、その内容を検討しつつ、文化史の方法について考えていきます。講義では前近代フランスの事例が中心となりますが、イギリスやドイツ、あるいは非西欧世界についても随時、触れていく予定です。
到達目標
(1)文化史の方法を理解すること
(2)文化史の方法について自分自身の言葉で説明できること
履修上の注意
(1)初回授業時には本シラバス、もしくはそのコピーを持参して下さい。
(2)先述の目標を達成するために西洋史の概説的な説明は最低限にとどめる予定です。
(3)通話、及び講義に無関係な私語をおこなった場合、履修を放棄したとみなします。代筆等、不正行為をおこなった場合も同様に履修を放棄したとみなします。
(4)授業の進捗状況等によって、テーマを省略することがあります。
授業計画
01. はじめに――文化史とは何か
02. 物質文化(1)――砂糖
03. 物質文化(2)――コーヒー
04. 宗教改革と民衆文化(1)
05. 宗教改革と民衆文化(2)
06. 宗教改革と民衆文化(3)
07. 近世フランスの民衆文化(1)
08. 近世フランスの民衆文化(2)
09. 近世フランスの民衆文化(3)
10. 魔女狩り(1)
11. 魔女狩り(2)
12. 書物と読書
13. 図像解釈の歴史
14. 刑罰の歴史
15. まとめと定期試験ガイダンス
予習・復習
について
 講義を通して関心を持った事柄について各自で理解を深めて下さい。そのために必要な参考文献については講義毎に紹介していきます。
使用教材
特にありません(授業時にレジュメを配布します)。
参考文献
参考文献につきましては授業時に適宜、紹介します。さしあたり、以下を参照して下さい。
・ ピーター・バーク(長谷川訳)『<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&materialid=0000329594" target="_blank">文化史とは何か</a>』法政大学出版局、2008年。
・ 木村尚三郎、志垣嘉夫編『<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&materialid=0000065457" target="_blank">概説フランス史</a>』有菱閣選書、1982年。
・ 長谷川輝夫『<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&materialid=0000329595" target="_blank">日常の近世フランス史</a>』NHK出版、2009年。
単位認定
の方法
学期末試験(70%)、中間レポート(15%)、リアクション・ペーパー(15%)の三つを総合して単位認定します。ただし、他の受講者の学習を妨害する行為を行った場合は単位認定しません。
成績評価基準
先述の到達目標の達成度を学期末試験、及びリアクション・ペーパーから判断し、評価します。特に定期試験では「自分自身の言葉で説明できる」を重視します。
その他1
その他2
参考URL