開講所属文学部
時間割コード33502301
授業科目名西洋文化史II
授業科目名(英文)Occidental Cultural History II
科目区分学部共通科目
担当教員内田 良太
開講年次2年生
学期・曜日・時限後期 月曜日 2時限
単位数2


概要
 本講義では18世紀、及び革命期フランスにおける支配の諸相を特に文化的側面に注目し、解読することを直接の目的とします。
 当該期フランスでは王政、立憲君主政、共和政、そして帝政と政治体制が変化し、単独の支配集団がヘゲモニーを握ることはありませんでした。このような時期においては特に権力機構を通じての支配だけでは統治は極めて困難であり、支配集団の文化に対する従属集団からの自発的な合意が必要とされました。支配集団は合意獲得のために儀礼、シンボル、教育等の多様な「装置」を利用しました。
 西洋文化史IIでは、この「装置」に注目し、近世・近代国家の支配の特質を皆さんとともに考えていきたいと思います。
到達目標
(1)18世紀、及び革命期フランスにおいて支配集団が用いた「装置」について理解する。
(2)18世紀、及び革命期フランスにおける支配の文化的諸相を自分自身の言葉で説明できる。
(3)事件や年表の羅列ではない歴史の見方をすることができる。
履修上の注意
(1)初回授業時には本シラバス、もしくはそのコピーを持参して下さい。
(2)通話、及び講義に無関係な私語をおこなった場合、履修を放棄したとみなします。代筆等、不正行為をおこなった場合も同様に履修を放棄したとみなします。
(3)授業の進捗状況等によって、テーマを省略することがあります。
授業計画
01. はじめに――問題の所在
02. 18世紀フランスの概観
03. 作られる王(1)
04. 作られる王(2)
05. フランス革命の概観(1)
06. フランス革命の概観(2)
07. 革命祭典
08. 国王裁判
09. ロベスピエールとその思想(1)
10. ロベスピエールとその思想(2)
11. 文化の刷新
12. ナポレオン期概観
13. ナポレオンとそのヘゲモニー(1)
14. ナポレオンとそのヘゲモニー(2)
15. まとめと定期試験ガイダンス
予習・復習
について
 授業中に適宜、指示をおこないます。講義を通じて関心を持った事柄について、参考文献等を手がかりとして、各自で理解を深めて下さい。
使用教材
特にありません(授業時にレジュメを配布します)。
参考文献
参考文献につきましては授業時に適宜、紹介します。さしあたり、以下を参照して下さい。
・ リン・ハント(松浦訳)『<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&materialid=0000065151" target="_blank">フランス革命の政治文化</a>』平凡社、1989年。
・ 立川孝一『<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&materialid=0000330349" target="_blank">フランス革命――祭典の図像学</a>』中公新書、1989年。
・ 二宮素子『<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/search.do?target=local&mode=comp&category-book=1&materialid=0000329902" target="_blank">宮廷文化と民衆文化</a>』山川出版社、1999年。
単位認定
の方法
学期末試験(70%)、中間レポート(15%)、リアクション・ペーパー(15%)の三つを総合して評価します。ただし、他の受講者の学習を妨害する行為を行った場合は単位認定しません。
成績評価基準
先述の到達目標の達成度を学期末試験、及びリアクション・ペーパーから判断し、評価します。特に定期試験では「自分自身の言葉で説明できる」を重視します。
その他1
その他2
参考URL