開講所属文学部
時間割コード33531101
授業科目名日本文化論I
授業科目名(英文)Japanese Culture Issues I
科目区分学部共通科目
担当教員徳岡 涼
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 木曜日 4時限
単位数2


概要
 平安女流文学を生み出した平安京は、なぜこの地に遷都されたのでしょう。そして、どこにどのような機関が配され、発展していったのでしょう。先ずは、平安京について、学ぶことから始めます。
 更に、『源氏物語』や『枕草子』を生み出した後宮についての概要、当時の貴族の生活についても講義します。

 後半は、年中行事について、古代から行われてきた五節句、五節会、現代にはどのように引き継がれ、あるいは廃れていったのでしょう。古典文学からの用例を取り上げながら、年中行事とは何かについて、どのような意味があるのか、講じます。

 
到達目標
 平安京遷都の意義について、理解した上で、貴族社会のなかでも、ことに後宮の組織について学び、なぜ、ここで女流文学が花開いたかについて知ることを目標とします。

 古代は、五節句、五節会が時節ごとに執り行われてきたが、それは何を意味するものであったのかを知り、中でも、殆ど廃れてしまった季節の行事と、その廃れた理由について考えられるようになってほしいです。
履修上の注意
 後期の、日本文化論Ⅱと同時に履修するのが望ましいですが、内容は分かれているので必須ではありません。
授業計画
 第1回  平安京について 平安遷都の意義

 第2回  平安京における諸機関

 第3回  大内裏と内裏について

 第4回  後宮の制度

 第5回  女官と女房について

 第6回  女流文学の背景

 第7回  女流文学について

 第8回  年中行事 五節句、五節会とはなにか

 第9回  正月、白馬節会、若菜、小松引きなど正月行事

 第10回 春の行事について

 第11回 夏の行事について

 第12回 秋の行事について

 第13回 冬の行事について

 第14回 貴族の行事について

 第15回 日本文化論Ⅰの総まとめ
予習・復習
について
 予習は求めませんが、講義に用いるレジュメの中に引かれている古典文学については、出典を示してあるので、意味を取れないところに関しては、各自が現代語訳に頼ってでもよいので理解を深めておくこと。
使用教材
 レジュメを配布します。
参考文献
 『平安時代の儀礼と歳時』山中裕・鈴木一雄編 (至文堂)
単位認定
の方法
 2~3回のリアクションペーパーと、学期末の試験の成績によります。
 また、どちらとも持ち込みは可としますが、他人のノートのコピーや参考文献は不可とします。
成績評価基準
 リアクションパーパーも、学年末の定期試験も、記述式です。求められている設問に関して、適切で理解が図られているかどうかをみます。
 
その他1
その他2
参考URL