開講所属環境共生学部
時間割コード34304501
授業科目名基礎化学(資)
授業科目名(英文)Fundamentals of Chemistry
科目区分基礎科目
担当教員小林 淳
開講年次1年生
学期・曜日・時限前期 木曜日 5時限
単位数2


概要
自然科学はいろいろな事象、現象に満ちあふれている自然界を対象とする学問である。そのうち「化学」は物質の構造・物性、物質間の変化・反応を調べ、それらの物性、反応をもたらす規則性あるいは法則性を見い出し、未知物質の性質を予測したり新物質の合成・開発をめざす「物質に関する科学」であるとされている。「化学」は生物学、物理学、電子工学など多様な分野と複合・総合され、科学技術の進歩に大いに貢献してきたが、環境問題への関心の高まりに伴い、ますます「化学」の重要性が増してきている。
到達目標
講義ではわれわれが日常生活の中で見慣れている諸現象あるいは身の回りの物質を取り上げ、「構造」、「物性」、「反応」を中心に、「化学」に対する基礎的理解を深めることを目標とする。
履修上の注意
授業計画
第1回 「化学」とは(化学の歴史と進歩)
内 容:古代、中世、近世、現代の物質観を学び、物質の本質を究める学問として化学を位置づける。
第2回 物質の分離
内 容:単体、化合物および混合物の違いを理解し、物質を分離する種々の方法を学ぶ。
第3回 原子の構造
内 容:物質の最小単位である原子の構造を理解し、原子を構成する電子、陽子、中性子の性質、同位体の存在と原子量の理解を深める。
第4回 元素の周期律
内 容:元素の周期律、周期表を学び、イオン化エネルギー、電子親和力などの元素の性質と周期律との関係を理解する。
第5回 分子の構造
内 容:分子の定義とその表し方(組成式、示性式、構造式)を学び分子量の算出、分子特有の性質を示す官能基について理解する。
第6回 分子軌道
内 容:分子を構成する電子軌道(分子軌道)について電子論的に説明し、種々の混成軌道と形成される分子構造を理解する。
第7回 化学結合
内 容:化学結合の種類と特性を理解し、分子間引力について学ぶ。
第8回 物質の三態(1)
内 容:気体の状態方程式を学び、温度変化に伴う圧力変化を理解する。
第9回 物質の三態(2)
内 容:液体の気化、蒸気圧を学び沸点上昇、凝固点降下の現象を理解する。また固体の基本的な性質を学ぶ。
第10回 化学平衡と反応速度(1)
内 容:化学反応と熱の出入りを示す熱化学方程式、平衡状態について学ぶ。
第11回 化学平衡と反応速度(2)
内 容:化学反応の進行する方向を取り扱い、化学変化の速さを表す反応速度論について学ぶ。
第12回 酸と塩基
内 容:水溶液の性質、中和反応および緩衝作用について学習する。
第13回 酸化と還元
内 容:酸化反応と還元反応について学習する。
第14回 電気化学
内 容: 化学エネルギーと電気エネルギーの間の変換について学習する。
第15回 講義のまとめ
予習・復習
について
予習:各回の講義内容について、事前に教科書を読でおくこと。復習:課題を示すので期日までに提出すること。
使用教材
大野惇吉著、“大学生の化学”、三共出版、2001
配付プリント
参考文献
化学教科書研究会編、“基礎化学”、化学同人、1998
多賀光彦他、“新版教養の現代化学”、三共出版、2003
単位認定
の方法
定期試験により評価する。
成績評価基準
構造、物性、反応を中心に、化学に関して基礎的な理解を深めていること。
その他1
その他2
参考URL