開講所属環境共生学部
時間割コード34321201
授業科目名図学
授業科目名(英文)Descriptive Geometry
科目区分基礎科目
担当教員北岡 敏郎
開講年次1年生
学期・曜日・時限前期 火曜日 2時限
単位数2


概要
居住環境デザイン実習(設計・製図)の基礎として平面図学、透視図等の立体表現の諸方法を学ぶ。
到達目標
立体的・空間的思考力を養うとともに、正確な平面図学、透視図等の立体表現ができる。
履修上の注意
1.実際に描けることが最も大切です。そのためには、課題を自分で手を動かして描くこと。
2.日頃から住居や建築に興味を持ち、関連の雑誌などに目を通す習慣をつけること。
授業計画
第1回 投象とは
 図学では空間ある物体の位置、形状を正確に一平面上に描き表わす方法を学ぶ。物体と眼との関係的位置が定まれば、これを表わす図も物体を見るのと同一形状、位置に描かれる。このためには普通、眼と物体上の各点を連結する直線が、描き表わすべき平面と交わる点を連結することによってその物体を表わす。このようにして作られた図を物体の投象という。投象は投射線の種類により、平行投象と透視投象に分類される。

第2回 点の投象
 平行投象のなかで画面に垂直な平行投射線による投象を正投象という。正投象においては少なくともニつの投象面を必要とする。主に点の正投象の描き方を修得する。

第3回 点及び直線の投象
 点から直線の正投象の描き方を修得する。

第4回 直線及び立体の投象
 直線の正投象の描き方を確認し、立体の正投象(平面図・立面図)の描き方を修得する。

第5回 斜投象(カバリエ)
 正投象では立体の形状を把握しづらい。そこで、投射線が投象面に傾斜する斜投象を学ぶ。そのひとつである直立面に斜投象をつくるカバリエ投象の描き方を修得する。

第6回 斜投象(ミリタリ)
 斜投象の中で水平面上に斜投象をつくるミリタリ投象の描き方を修得する。

第7回 軸測役象
 斜投象同様、立体の形状を把握しやすい方法として、立体の三軸を一つの投象面に傾ける軸測投象がある。その原理を学ぶとともに、軸測投象のひとつである等測図の描き方を修得する。

第8回 透視透象とは
 一点からの放射線による物体の投象を透視投象という。その原理を学ぶ。
   
第9回 平行透視とは
 透視投象の中で、物体と画面の位置関係により、物体の面のひとつが水平面に平行で、他の面のひとつが画面に平行なるものを平行透視という。その原理を学ぶとともに、その描き方のひとつである直接法を修得する。

第10回 直接法による平行透視投象
 演習により、直接法による平行透視図の描き方を修得する。
   
第11回 平行透視投象における陰影
 平行透視投象における陰影の描き方を修得する。
   
第12回 有角透視とは
 透視投象のなかで、物体の面のひとつが水平面に平行で、他の面の画面に傾く位置なるものを有角透視という。その原理を学ぶ。

第13回 直接法による有角透視投象
 演習により、有角透視投象の描き方のひとつである直接法を修得する。

第14回 有角透視投象における陰影
 有角透視投象における陰影の描き方を修得する。
 
第15回 投象
 有角透視投象における陰影の描き方を確認する。まとめとして、これまでにとりあげた三次元の物体を二次元の図であらわす投象の原理、大きくは平行投象と透視投象、並びに、その具体的な描き方を確認する。


    
予習・復習
について
予習:次回の授業で行う表現手法のポイントを、配付するレジュメで確認しておくこと。
復習:授業で行う演習で、解答できなかった場合、次回までに再提出すること。また、毎回の演習のポイント(主に図の描き方)を整理しておくこと。
使用教材
プリント配布。
参考文献
1「図学」大久保正夫著、日刊工業新聞社

2「図学と製図」幸田 彰著、培風館

3「建築図学演習」建築技術懇話会編、森北出版、

4.「図解・建築パースの基本と描き方」尾上孝一著、井上書院
単位認定
の方法
毎回の演習及びレポートで評価する(100%)。
評価基準に達しなかった場合は、試験を実施し総合評価する。その場合、毎回の演習及びレポート(40%)、試験で評価する(60%)。
成績評価基準
正投象による描き方を修得しているかどうか。
斜投象及び軸測投象による描き方を修得しているかどうか。
平行透視投象及び有角透視投象による描き方を修得しているかどうか。
その他1
その他2
参考URL