開講所属環境共生学部
時間割コード34325402
授業科目名生化学
授業科目名(英文)Biochemistry
科目区分基礎科目
担当教員南 久則
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 月曜日 4時限
単位数2


概要
食物中成分は消化管において消化・吸収の過程を経た後、体内で様々に変化(代謝)する。この過程で、生命維持のためのエネルギーを獲得し、自分自身の体成分の合成と分解を繰り返している。人体における栄養素の代謝とその調節を学ぶことは、「健康」を科学的に理解する上の基礎である。本講義では栄養素の代謝のうち,特に糖・脂質・タンパク質代謝について学習する。
到達目標
栄養素の代謝の仕組みについて説明できる。
履修上の注意
毎回レポートを課すので,必ず提出すること。
欠席は原則的に認めない。
授業計画
第 1回 細胞の構造と機能
内容:細胞に基本構造と機能を理解する。
第 2回 栄養素の消化と吸収
内容:栄養素の消化吸収機構を理解する。
第 3回 糖の代謝1:解糖系
内容:糖代謝の概観と解糖系との関連を理解する。
第 4回 糖の代謝2:クエン酸回路
内容:クエン酸回路の生理的意義とエネルギー代謝との関連を理解する。
第 5回 糖の代謝3:グリコーゲン代謝
内容:肝および筋肉でのグリコーゲン代謝と、血糖値調節における意義を理解する。
第 6回 糖の代謝4:糖新生
内容:糖新生の機構と血糖値調節機序を理解する。
第 7回 糖の代謝5:ペントースリン酸回路
内容:ペントースリン酸経路と糖・脂質代謝・核酸代謝との関連を理解する。
第 8回 生体エネルギー論
内容:生体におけるATP産生機構を理解する。
第 9回 脂質の代謝1:脂質の体内運搬
内容:リポ蛋白質の代謝について理解する。
第10回 脂質の代謝2:脂肪酸の酸化
内容:脂肪酸の酸化の機構と、糖代謝・ケトン体産生との関連を理解する。
第11回 脂質の代謝3:脂肪酸の合成
内容:脂肪酸と中性脂肪の合成機構について理解する。
第12回 脂質の代謝4:コレステロール代謝
内容:コレステロールおよび胆汁酸の合成について理解する。
第13回 タンパク質の代謝1:タンパク質の代謝とアミノ酸(タンパク質の代謝回転)
内容:タンパク質の代謝の動的平衡について理解する。
第14回 タンパク質の代謝2:アミノ酸代謝1(尿素回路)
内容:体内におけるアンモニア処理について理解する。
第15回 タンパク質の代謝3:アミノ酸代謝2(各アミノ酸の合成と分解)
内容:個々のアミノ酸の代謝およびアミノ酸由来生理活性生物質について理解する。
予習・復習
について
予習:毎回の講義に先立ち、予め教科書を読み、内容を調べておくこと。
復習:各講義ごとに、指示された内容をレポートで提出すること。
使用教材
Nブックス 人体の構造と機能 生化学 建帛社
参考文献
シンプル生化学 林 典夫・廣野治子編 南江堂
生化学 ハーパー 丸善
人体の構造と機能および疾病の成り立ち (東京数学社)
医療・看護系のための生物学 田村隆明著 裳華房
単位認定
の方法
筆記試験およびレポート
成績評価基準
各栄養素の代謝について正しく理解し、説明できること。
その他1
その他2
参考URL