開講所属環境共生学部
時間割コード34536501
授業科目名植物生産学
授業科目名(英文)Plant Production
科目区分 食環境関係科目
担当教員松添 直隆
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 木曜日 2時限
単位数2


概要
我が国における食料生産を取り巻く状況は、化学農薬の氾濫、就農者の減少と高齢化、高品質化、有機農産物の差別化、食の西洋化、生物系廃棄物の処理、バイオテクノロジーの利用、及び輸入作物との競争など、複雑である。さらに、近年、食の安全・安心への消費者の関心は非常に高まっている。
 「人類は環境を保全しながら、爆発的に増え続ける人口を養うことは可能だろうか?」食料生産と地球環境とは深い関係があるため、環境保全型及び循環型の食料生産体系への転換が急務である。従って、食料生産について学ぶことは環境共生学を理解する上で不可欠である。
到達目標
本講義では、食料生産の基礎となる植物の特性、生産環境並びにそれらの相互関係について理解することを到達目標とする。
履修上の注意
環境資源学科の必修科目であるため、受講に当たっては生物学、環境問題に関する専門的知識の事前学習を必要とする。また、2年後期の植物食資源学、植物生産環境アセスメント実習(3年前期・必修科目)を受講するためには必ず、本科目を事前に受講しておくことが必要である。
授業計画
第1回 植物の生育と環境
第2回 土壌(1):人間と土壌、文明と土壌、食料生産と土壌
第3回 土壌(2):作物と土壌、土壌の構成
第4回 土壌(3):土壌の孔げきとその働き
第5回 土壌(4):土壌の化学的特性
第6回 土壌(5):窒素の供給・循環と微生物
第7回 土壌(6):土壌の改良と管理、植物による環境修復技術 (ファイトレメディエーション)
第8回 前半の講義のまとめ
第9回 植物の病気(1):病気の種類、病気の条件・定義、発病の経過、病徴・標徴
第10回 植物の病気(2):糸状菌、細菌、ウイルス、マイコプラズマ様微生物
第11回 植物の病気防除
第12回 植物の害虫とその防除
第13回 農薬とその使い方
第14回 植物栄養と生理障害
第15回 植物環境制御:施設栽培、植物工場など
第16回 試験
予習・復習
について
第1回 植物の生育に必要な環境条件について調べておくこと
第2回~第6回 土壌を構成する要素について調べておくこと
第7回 ファイトレメディエーションについて調べておくこと
第9回~12回 あなたが知っている植物の病気と害虫について調べておくこと
第13回 農薬の功罪について調べておくこと
第14回 あなたが知っている植物の生理障害について調べておくこと
第15回 植物工場について調べておくこと

復習:講義内容について理解できているのか確認し、理解が不十分な所は質問並びに各自で調べること
使用教材
プリント、ビデオなど
参考文献
参考文献は講義中にその都度紹介する.
単位認定
の方法
筆答試験,レポート提出状況等
成績評価基準
植物の中で重要な食材となる作物について、以下の項目について理解していることを評価基準とする。
(1)作物生産に関わる環境(10点)
(2)土壌を構成する要素(40点)
(3)植物の病気と害虫(20点)
(4)農薬の特性と利用方法(15点)
(5)植物の生理障害(15点)
その他1
その他2
参考URL