開講所属環境共生学部
時間割コード34540501
授業科目名食資源開発学
授業科目名(英文)Food Resources Development
科目区分 食環境関係科目
担当教員松崎 弘美
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 金曜日 3時限
単位数2


概要
 農業生産とは、できるだけ効率的に生産することであったが、現在では環境の負荷を考慮することなしに農業生産を論じることはできない。加えて生産物の質が問われる時代でもあり、食品は単なる栄養素を供給するのみではなく、免疫賦活作用や保健機能などの機能性が求められるようになってきている。そこで、新しいバイオ技術(遺伝子組換え、細胞融合など)について説明し、健康を支える食資源、健康を促進し保健機能を持つ新規機能性物質(特定保健用食品)、環境にやさしい農業生産のありかたについて紹介・解説する。
到達目標
 食資源開発に関して、現在実用化されているもの、あるいは、検討されているものを習得すること。そして、食資源開発の今後のあり方を授業内容に基づいて考察できるようになること。
履修上の注意
 食健康科学科の学生は他の食品学関連科目と有機的に結びついているので、必ず履修すること。他学科の学生も食料生産と環境、食品の開発などに興味がある学生は履修することを勧めます。
 無断欠席の回数が多い学生はその後の履修を認めない。
授業計画
第1回 食資源の需要と健康1 食料需給の現状と動向
第2回 食資源の需要と健康2 日本人の食生活と健康
第3回 食資源の需要と健康3 栄養素の科学
第4回 健康的な食資源の開発1 新たな食資源の開発(植物)
第5回 健康的な食資源の開発2 新たな食資源の開発(動物)
第6回 機能性食品1 新規機能性物質(納豆成分と健康)
第7回 機能性食品2 新規機能性物質(牛乳成分と健康)
第8回 機能性食品3 特定保健用食品、腸内フローラと乳酸菌によるプロバイオティクス
第9回 機能性食品4 健康を守る乳酸菌
第10回 食料生産と環境1 環境保全型農業と新しい技術
第11回 食料生産と環境2 低投入・高品質農業生産、環境低負荷畜産
第12回 食とバイオサイエンス1 食資源としてのバイオテクノロジー(食料生産、環境保全、機能性食品、新素材開発など)
第13回 食とバイオサイエンス2 バイオテクノロジーの基本技術概説(細胞融合、細胞培養、バイオリアクター)
第14回 食とバイオサイエンス3 これからの技術紹介(植物バイオテクノロジー、畜産バイオテクノロジー、水産バイオテクノロジー、環境バイオテクノロジー)
第15回 まとめ
予習・復習
について
予習:環境、食資源、健康などについての報道などに耳を傾け、関連図書やインターネットを用いて情報を知ろうとする心構えでいること。
復習:各項目の問題点・利点などを各自考察できるようにすること。
使用教材
プリントを配布する。
参考文献
21世紀の食・環境・健康を考える(これからの生物生産科学) 唐澤豊/編 共立出版
食とバイオサイエンス 浅野 勉、大森 正司、金行 孝雄、谷 政八、冨永 哲彦、盛永 宏太郎、吉羽 雅昭 /著 建帛社
バイオテクノロジー 山内文男 /編著 光琳
単位認定
の方法
定期試験および授業参加態度により総合的に評価する。
成績評価基準
 授業で紹介した食資源開発の内容についての知識を身につけていること。そして、食資源開発の今後のあり方を授業内容に基づいて考察できること。
その他1
・地方創生科目
その他2
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