開講所属環境共生学部
時間割コード34541501
授業科目名食品バイオテクノロジー
授業科目名(英文)Food Biotechnology
科目区分 食環境関係科目
担当教員松崎 弘美
開講年次3年生
学期・曜日・時限後期 水曜日 3時限
単位数2


概要
 バイオテクノロジーは、日進月歩の勢いで進んでおり、基礎研究の段階から実用化の段階に到達し始めた。本講義では、遺伝子の発現・制御の仕組みについて学び、食品工業のバイオテクノロジーにおいて主流となっている微生物の利用、酵素の応用について説明、遺伝子組換え技術の解説とそれを利用した食品について考察する。また、食品工業の原料としての植物や動物分野のバイオテクノロジーの進展について紹介し、食品分野のみならずバイオテクノロジーの医療や環境利用についても学ぶ。
到達目標
 遺伝子の発現様式(原核生物と真核生物)を理解すること。また、バイオテクノロジーがどのような分野で利用されているかを知り、具体的にはどのような技術を使用するのかを説明できること。
履修上の注意
 本講義履修予定者は前もって「食品微生物学」(3年前期)を履修しておくことが内容を理解する上で望ましい。
 「食資源開発学」(2年前期)も履修しておく方が望ましい。
 正当な理由なく4回以上欠席した者は定期試験の受験を認めない。
授業計画
第1回 バイオテクノロジーとは?(定義、技術、歴史)
第2回 組換えDNA技術1(DNAの構造と複製、転写、翻訳)
第3回 組換えDNA技術2(遺伝子の転写と翻訳)
第4回 組換えDNA技術3(原核生物における遺伝子の発現様式、オペロン、転写調節)
第5回 組換えDNA技術4(真核生物における遺伝子の発現様式、制限酵素、リガーゼ、逆転写酵素)
第6回 組換えDNA技術5(ベクター、形質転換、カルタヘナ法など)
第7回 組換えDNA技術6(遺伝子ライブラリーなど)
第8回 組換えDNA技術7(クローンの選抜、サザンハイブリダイゼーションなど)
第9回 組換えDNA技術8(PCR、RT-PCRなど)
第10回 組換えDNA技術9(DNA塩基配列決定法など)
第11回 食品産業におけるバイオテクノロジー(微生物酵素の利用、バイオリアクターなど)
第12回 植物のバイオテクノロジー1(プロトプラスト、組織培養、植物細胞への遺伝子導入など)
第13回 植物のバイオテクノロジー2(遺伝子組換え作物など)
第14回 畜産および水産におけるバイオテクノロジー
第15回 環境におけるバイオテクノロジー
予習・復習
について
予習:遺伝子の転写、翻訳におけるタンパク質の合成について、よく理解しておくこと(生物学、生化学)。
復習:授業内容を習得するよう心がけ、理解できないところなどは授業終了後の早い時期に質問を行うなどして早めに理解していくこと。
使用教材
バイオテクノロジー入門 高畑京也・蔡 晃植・齊藤 修/編著 建帛社
必要に応じてプリントを配布する。
参考文献
見てわかる農学シリーズ4 バイオテクノロジー概論 池上正人/著 朝倉書店
レクチャーバイオテクノロジー 橋本直樹/著 培風館
食品工業とバイオテクノロジー 貝沼圭二/編著 明文書房
食品バイオテクノロジー-酵素利用の現状と展望- 貝沼圭二、佐々木 尭 、日高 秀昌 /著 明文書房
食物のバイオテクノロジー 貝沼圭二/編著 明文書房
食料科学バイオテクノロジー 木村光/編 培風館
遺伝子工学の基礎 野島博 /著 東京化学同人

単位認定
の方法
 定期試験および授業参加態度により総合的に評価する。
成績評価基準
 遺伝子の発現様式を理解していること。また、バイオテクノロジーがどのような分野でいかにして利用されているかを説明できること。
その他1
・地方創生科目
その他2
参考URL