開講所属環境共生学部
時間割コード34571301
授業科目名エネルギー環境学(隔週)
授業科目名(英文)Energy and Environment
科目区分 物質環境関係科目
担当教員上野 賢仁
松本 亨
開講年次3年生
学期・曜日・時限前期 火曜日 5時限
前期 火曜日 6時限
単位数2


概要
 エネルギーは文明活動の「米」とも称され、日常生活から産業活動まですべての文明活動の根源を支えているものである。枯渇性資源である化石燃料を中心としたエネルギー消費量の増加は、資源の逼迫をもたらすとともに、環境負荷の増大による種々の環境問題を引き起こしている。エネルギー資源と環境問題、エネルギー消費、エネルギーと政治・経済等について講義する。
 これらの様々な事柄を理解した上でエネルギーと環境について自らの考えを導き出せるようにする。
到達目標
 本講の受講により、現在世の中で起こっているエネルギー環境問題を理解し、持続可能な社会を構築するために必要な事項について考察するための基礎素養を身につけることを目標とする。
履修上の注意
 計算演習をするため関数電卓を準備する。
授業計画
1.テーマ:経済成長とエネルギー(松本)
内容:文明進歩とエネルギー、経済成長とエネルギー消費の関係を学ぶ[講義]
2.テーマ:エネルギー資源の分類(松本)
内容:エネルギーの分類、エネルギーバランス表の基礎知識を学ぶ[講義]
3.テーマ:化石燃料の生産量と埋蔵量(上野)
内容:資源量と埋蔵量、化石エネルギーの歴史[講義]
4.テーマ:再生可能エネルギー(上野)
内容:太陽エネルギーの質と量、その他の再生可能エネルギー[講義]
5.テーマ:日本のエネルギー政策と需給実態(上野)
内容:一次エネルギー需要、最終エネルギー需要、将来予測[講義]
6.テーマ:世界のエネルギー政策と需給実態(上野)
内容:主要国のエネルギー政策、エネルギーの割合(シェア)、将来予測[講義]
7.テーマ:エネルギー変換技術(1)(上野)
内容:化石燃料発電、原子力発電[講義]
8.テーマ:エネルギー変換技術(2)(上野)
内容:太陽光発電、自然エネルギー[講義]
9.テーマ:エネルギー消費に起因する環境問題(1)(上野)
内容:環境問題とエネルギー利用のかかわり、地球規模での大気環境問題[講義]
10.テーマ:エネルギー消費に起因する環境問題(2)(上野)
内容:地球規模での環境問題、環境影響を予測する環境アセスメント、低エネルギー消費[講義]
11.テーマ:省エネルギー対策の技術的側面(松本)
内容:部門別の省エネルギーの現状と、省エネルギー技術を個別技術開発型、システム化型、廃棄エネルギー再利用型に分けて学ぶ[講義]
12.テーマ:省エネルギー対策の社会経済的側面(松本)
内容:社会システム構造転換型の省エネルギー対策・政策を学ぶ[講義]
13.テーマ:地球温暖化対策の国際的枠組み(松本)
内容:気候変動枠組条約と京都メカニズムと、温暖化対策を国、自治体、産業界に分けて学ぶ[講義]
14.テーマ:資源リサイクルとエネルギー消費(松本)
内容:地球温暖化対策と循環型社会の関係と、両者をつなぐ評価ツールであるLCA(ライフサイクルアセスメント)について学ぶ[講義]
15.まとめ(上野)

※講義の順序は変更することがある。
予習・復習
について
 予習では、教科書の該当部分に目を通し、できればインターネットなどを用いて現実社会で起こっている情報を得て、内容に興味を持った上で講義に臨んでもらいたい。
 復習では、再度教科書の該当部分及び配布資料を熟読し、また章末の演習問題にも挑戦してもらいたい。
使用教材
 「エネルギー環境学」濱川圭弘・西川よしかず(文字化けするため平仮名表記)・辻毅一郎 共編、オーム社、2,625円
参考文献
「改訂新版 講座現代エネルギー・環境論」エネルギー教育研究会編、エネルギーフォーラム
「演習 資源エネルギー論」新田義孝、慶應義塾大学出版会
「図解 エネルギー・経済データの読み方入門」日本エネルギー経済研究所編、省エネルギーセンター
「エネルギー・資源リサイクル」亀山秀雄・小島紀徳、培風館 

その他、講義中に紹介する。
単位認定
の方法
試験結果(8割)及び演習レポート(2割)にて評価する。
成績評価基準
到達目標に示した内容と基礎的な計算の理解度を評価する。
その他1
その他2
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