開講所属環境共生学部
時間割コード34662201
授業科目名住空間計画学
授業科目名(英文)Living Space Planning
科目区分 居住空間関係科目
担当教員髙橋 浩伸
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 木曜日 3時限
単位数2


概要
2011年3月11日の東日本大震災以来、真に幸福で安心・安全な住空間の在り方が問われている。私たちはどのように住空間を計画し、そこに住み、次の世代へ繋いでいくべきなのだろうか。
その答えは簡単ではない。居住者の声を聴き、住計画に影響を及ぼす要因をあぶり出し、それらに真摯に向き合わなければならない。
ここでの住空間計画学は、住宅の種類、形態を整理し、住空間計画に影響を及ぼす要因等を把握することで、戸建住宅、集合住宅の計画の要点を理解し、幸福な生活を送る住空間をデザインするため知識を学ぶ。
到達目標
住空間計画において考慮すべき要因を整理し、今日の住空間の問題点を把握することで、よりよい住環境・住空間創造の基礎知識を学ぶ。
履修上の注意
住空間の計画において、単に箱を創造するだけでは真に求められる住空間の創造は成し得ないと考えられる。住空間は人間が幸福に生活するもっとも基本となる空間であることを理解し、真に求められる住空間とは何かを考えることが重要である。
授業計画
第1回、住空間を考える
(計画と設計、住居とは、住居の誕生、住居の形)
第2回、住宅の種類
(住居の分類、一戸建住宅、集合住宅、集合形態による分類、運営形態による分類、高齢者のための住宅)
第3回、住宅の形態、間取り(プランニング)、生活行為と住空間
(平面プラン、家族構成、生活行為)
第4回、計画手法Ⅰ:戸建て住宅
(都市と環境のインフラ調査、家族構成と生活様式、部屋構成と面積、場所性)
第5回、計画手法Ⅱ:戸建て住宅
(生活機能のシステム、動線のシステム、部位のシステム、動作寸法)
第6回、計画手法Ⅲ:戸建て住宅
(人体寸法との関係、採光・日照、視線、隣棟間隔)
第7回、計画手法Ⅳ:集合住宅の計画
(集住の意味、規模をデザインする、配置をデザインする、住棟をデザインする)
第8回、計画手法Ⅴ:集合住宅の計画
(住棟をデザインする、住戸をデザインする)
第9回、計画手法Ⅵ:集合住宅の計画
(共用空間をデザインする、景観をデザインする)
第10回、計画手法Ⅶ:集合住宅の計画
(構造をデザインする、安全をデザインする、設備をデザインする)
第11回、計画手法Ⅷ:集合住宅の計画
(SI住宅、多様な居住者に対応する、住宅ストックを再生する、現代の集合住宅を探る)
第12回、計画手法Ⅸ(ユニバーサルデザイン)
(ユニバーサルデザインの定義、バリアフリーの定義、住空間におけるユニバーサルデザイン)
第13回、計画手法Ⅹ(サスティナブル建築)
(スクラップアンドビルド、ストックハウスの現状、サスティナブル建築とは、住空間に見るサスティナブル建築)
第14回、計画手法XI(健康と住宅、アフォーダンス理論)
(健康維持増進住宅、人を健康にする住空間を考える、住空間デザインにおけるアフォーダンス理論)
第15回、21世紀の住空間計画
(空間の評価、顧客満足度)
予習・復習
について
講義のスライドの復習はもとより、住空間を計画するための住空間の社会性を理解し、自らの住空間での社会性に関しても再考する視点を持つことが重要である。
使用教材
適宜必要なプリント等を配布する。参考文献等に関しては講義の進行に合わせ紹介する。
参考文献
「住居学」後藤久・中田富美子編著、朝倉書店 \3,024-
「住宅の計画学」岡田光正他、鹿島出版社 \2,700-
「事例で読む現代集合住宅のデザイン」日本建築学会住宅小委員会編、彰国社 \2,808-
単位認定
の方法
期末試験とレポートの評価と平常点の総合評価で行う。
成績評価基準
成績評価は、期末試験とレポートの評価と平常点で行う。
レポートは、授業で行う課題レポートの評価とする。平常点は、講義への積極的参加等で評価する。
期末試験:70%
レポート:15%
平常点:15%
その他1
その他2
参考URL