開講所属環境共生学部
時間割コード34904901
授業科目名被服構成学実習
授業科目名(英文)
科目区分関連科目
担当教員岡﨑 佳子
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 水曜日 4時限
前期 水曜日 5時限
後期 火曜日 4時限
後期 火曜日 5時限
単位数2


概要
健康かつ文化的に充実した衣生活を営むために、人体のしくみと被服構成との関係を学習する。
人体に最も近い環境である衣服について、科学的な視野をもって製作に取り組む姿勢を育てる。さらに、消費者の立場から衣生活に関する諸問題を把握し、多様化していく被服材料やデザイン等についての理解を深め、既製品に関しても確かな選択眼を養う。
到達目標
被服の構成と人体の形状や動作及び被服材料との関わりを理解し、製作に必要な知識と技術を習得するとともに、発想を生かした被服製作が出来るようになる。
履修上の注意
技術の習得のみに終わるのではなく、常に科学的に被服構成理論を理解するよう心がける。
実習の場が、デザイン・色彩・被服材料等の学習が実際に活かされる応用の場となるように積極的に取り組む。
実習が主であるため、時間内に作品や課題を完成させるべく、全講義時間出席を心がける。
授業計画
前・後期(通年)
 着衣する人体の計測及び基礎的縫製技法の習得、布地の立体化(被服構成)の講義及び実習

第1回  人体のしくみについて  (講義)
     布をまとう人体のしくみ(人体の構造・運動機能)を理解する。
第2回  人体計測  (講義・実習)
     人体を計測(採寸)することにより数値的にとらえ、衣服設計(製図)への資料とする。
第3回  縫製のための用具・ミシン等の取り扱い及び基礎的縫製技法について  (講義・実習)
第4回  各自の原型製図  (実習)
     採寸した各自のバスト・ヒップ等の寸法をもとに、上衣・下衣に分けて製図を行う。
第5回~第12回  下衣(スカート)製作実習
     (1)原型の展開による型紙作成
     (2)布の裁断・しるし付け・仮縫い・試着・補正
     (3)本縫い   ミシン縫い  ファスナー付け  ベルト付け
     (4)仕上げ   ベルト・裾のまつり縫い  カギホック付け  アイロン仕上げ
     (5)試着・評価・製作レポート提出
第13回~第14回  基礎縫いの見本作成
     (1)高等学校家庭科技術検定 (被服)4級の内容を利用
     (2)まつり縫い4種  縫い代の始末5,6種  くけ縫い3種
第15回~第22回  市販パターンの利用による日常着の製作(パジャマ・甚平等の製作)
     (1)縫い代付き型紙作成
     (2)裁断・しるし付け
     (3)上衣  ポケット作り・ポケット付け  肩・脇等のミシン縫い  衿作り・衿付け
             袖作り・袖付け
     (4)下衣  ズボン(パンツ)の縫い方
            ポケット作り・ポケット付け  脇・股下縫い  股上縫い
            裾の始末  ウェストの始末  ゴム通し
     (5)仕上げ  アイロン仕上げ
     (6)試着・評価・製作レポート提出
第23回~第26回  身体にフィットした上衣(シャツ)の見本製作
     (1)衿作り  肩縫い 前端(見返し)の押さえ
     (2)衿付け  バイヤステープを利用しての衿付けの始末
     (3)セットインスリーブ  袖山のいせこみ  袖作り
     (4)脇縫い  袖付け
     (5)前端(見返し)・裾等の始末
     (6)ボタンホール作り (ミシン利用)
     (7)ボタン付け  スナップ付け  アイロンかけ
第27回~第29回  部分縫いの見本作成
     (1)カフス付き袖3種   袖下縫い目あきのパフスリーブ  スリットあきのタック入りスリーブ
                     ワイシャツの袖あき(短冊あき)
     (2)ボタンホール2種   かがり穴(片留穴)  玉縁穴
     (3)バイヤス布の見返しとしての扱い  曲線(凹凸)及び直角の始末
第30回  まとめ
     (1)実習作品をもとに、基礎的な縫製技法の確認
     (2)家庭科教師としての被服実習指導上の留意点について再確認
     (3)実習における段階見本等の必要性についての理解
予習・復習
について
シラバスをもとに、実習時間毎の内容を理解して臨むこと。
針を持つことやミシン等を扱うことに意欲を持って臨むこと。
使用教材
プリント配布 (人体・基礎縫い・製図・展開・被服構成技術等に関する資料)
ファッション誌  各種市販パターン
高等学校家庭科技術検定(被服)関連資料
参考文献
服装造形学 技術編Ⅰ (中屋典子・三吉満智子監修・文化女子大学)
いちばんやさしいおさいほうの基本(古御堂誠子著・永岡書店)
改訂 洋裁 基礎縫い・部分縫いを主としたもの(橋本貴美子責任編集・建帛社)
改訂 部分裁断と部分縫い(森岩謙一著・文化出版社)
単位認定
の方法
基礎縫い・部分縫い見本作成等(30%)  製図(10%)  被服構成作品(50%)
製作レポート・意欲・関心(10%) 等を目安として評価を行い単位認定をする。
成績評価基準
・被服製作を、科学的な理論の裏付けのもと実践できる。
・進行状態に大差が出ないように、集中して被服製作ができる。
・自らが教える立場になることを意識しての被服製作過程の記録レポートをまとめることができる。
・実習作品をすべて完成させる。
 これらの点を総合して評価をする。
その他1
その他2
参考URL