開講所属総合管理学部
時間割コード46200501
授業科目名国際関係の基礎(16年度以前)
授業科目名(英文)Introduction to International Relations
科目区分導入・基礎科目群
担当教員高埜 健
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 火曜日 1時限
単位数2


概要
第二次世界大戦後の国際関係を以下のように構成して学習する。

1.前半=1940年代後半から1980年代後半に至る「冷戦」の歴史とその意味
2.後半=冷戦期における日米関係の展開と、日本とアジア諸国・地域との関係

すなわち、冷戦の歴史の中で日米関係および日アジア関係がどのように冷戦の動きとシンクロナイズしつつ、また日本も国際社会に一定の影響力を及ぼしつつ、両者が戦後国際関係史を形作ってきたのかということを学ぶ。
到達目標
1940年代後半から1980年代後半に至る冷戦の歴史を理解する。
その中で、「熱戦」となった「冷戦」はアジアで戦われた戦争であった。なぜそのようなことが起きたのかを理解する。
1970年代の緊張緩和を経て、1980年代に入り冷戦構造が溶解、そして崩壊していく過程、すなわち、なぜ冷戦は終結するに至ったのかを理解する。

戦後の国際関係史を理解するのが本講義の主眼であるが、これを多少、理論的な観点や政策的な観点(特に日本が関係する事項)から理解することにも努めていく。

英文資料・ビデオ(字幕付き)を多用することによって、英語力を高めることも授業の目標としたい。
履修上の注意
受講者は少数であることが予想されるので、出席するとなったら、毎回、積極的に授業に参加する意気込みで出てきてもらいたい。大幅な遅刻(場合によっては入室させない)、私語、内職、携帯(スマホ)イヂリは厳禁とする。

教員が一方的に講義をするのではなく、学生と意見交換しつつ、双方向型で授業を進めていきたいので、そのつもりで受講してほしい。
授業計画
(変更が生ずる場合あり)
第1回 授業の概要説明、成績評価の方法について他。冷戦とは何だったのか?
第2回 冷戦の開始~~「鉄のカーテン」演説、マッカーシズム等
第3回 米ソ核軍拡競争~~アイゼンハワーとダレスの「大量報復戦略」
第4回 キューバ危機と全面核戦争の恐怖~~JFKとフルシチョフ
第5回 ヴェトナム戦争~~ジョンソンからニクソンへ「名誉ある撤退」
第6回 ヴェトナム戦争後の世界~~アメリカの威信の低下、ゴルバチョフの登場
第7回 終結に至る冷戦~~東欧諸国における社会主義の溶解、ソ連の崩壊
第8回 中間理解度測定
第9回 日本の戦後国際社会への復帰
第10回 日ソ平和宣言と北方領土返還交渉
第11回 日米安保改定への道
第12回 沖縄返還と密約
第13回 米中和解、日中正常化
第14回 日米関係の激動とプラザ合意
第15回 学生によるプレゼンテーション
予習・復習
について
授業開始の数日前には資料を学内ネットにアップロードしておくので、必ず事前にダウンロードしておき、予習してから授業に臨むこと。また、毎回の関連参考文献を指示するので、それを読んで復習すること。
使用教材
パワーポイント(上記の資料)を使用する。その他、ビデオ教材を使用する。
参考文献
授業開始後に追って指示する。
単位認定
の方法
単に出席するだけでなく、授業に積極的に参加するという姿勢・意気込みがあるか、事前の学習が十分に行われているかについて、平常点という形で評価する(30%)。また、中間理解度測定において、主に前半部分の授業内容の理解を問う(30%)。必ず英文の問題を出題する。

なお、最終回に学生個々のプレゼンテーションをもって最終試験とし、事後レポートを提出してもらう(40%)。
これらを総合的に判断して成績認定を行う。
成績評価基準
平常点では、ひたむきに授業に取り組み、疑問や矛盾を素直にぶつけられているか、また、きちんと予習・復習しているか、を測る。中間理解度測定においては、英文資料がきちんと理解できているか、自分の意見を交えての論述ができているか、を測ることとする。プレゼンテーションとレポート(最終試験)においては、自分の考えが的確に表されているか、そのためのプレゼンテーションの技法は適切かといった点を評価する。
その他1
その他2
参考URL