開講所属総合管理学部
時間割コード46305101
授業科目名情報システム論
授業科目名(英文)Information Systems
科目区分情報
担当教員三浦 章
開講年次2年生
学期・曜日・時限後期 水曜日 5時限
単位数2


概要
 情報通信技術の進展に伴い、情報は質・量とともに大きく変化しつつある。それにつれ、私たちが暮らす社会は情報システムあるいは情報処理に深く関わる必要性が生じている。江戸時代の『読み書きそろばん』に代わるものが現代では『読み書き情報』であり、情報関連の知識・技能・スキルを身に付け、様々な仕事・活動に必要な情報を収集・蓄積・検索・活用することが求められる。
本講義では、これらの状況を踏まえ、情報システムの基礎的な事項を講義し、その中で情報技術についても触れる。
到達目標
 ディプロマポリシーに基づき
1)情報システムや情報技術等に対する基礎的な知識(用語、概念)を習得する。
2)我々を取り巻く社会問題とその背景を理解し、それらと情報システムの関わりを認識する。
3)情報システムの役割・活用方法を理解する/考える方法論を習得する。
履修上の注意
 情報システムの素養は、文系・理系を問わず社会を生きていくうえで不可欠ある。基礎的なことも含め説明するので情報関連知識は必要としない。積極的に講義へ出席することを望む。
授業計画
各回の講義内容は以下のとおり。なお、情報システムと関連の深い通信およびソフトウェア業界の第一線で活躍する方々から実態を話していただく機会も可能な限り多く設ける。進路を考える上でも役立つ筈である。

第1回 導入<情報システムとは>
情報システムの定義・体系・構成要素を概説する。

第2回 情報社会と情報技術
情報技術の概要・役割・重要性、情報社会との関わりを述べる。

第3回 情報と情報技術(その1)
情報システムの例を示し、その根幹をなす情報技術の内容を紹介する。

第4回 情報と情報技術(その2)
電気通信システムを例に、情報システムは絶えず進化し続けていることを示す。

第5回 情報社会における情報システムの役割(その1)
情報社会に生きる我々の社会生活の様々な場(家庭・職場・学校等)における状況の変化を述べる。

第6回 情報社会における情報システムの役割(その2)
社会生活の変化に対応する情報システムの役割を概観する。

第7回 情報社会のもたらす影響と課題と対策
情報社会がもたらす様々な利便性とは裏腹に、情報格差、不公正・不正・有害情報の流通、コンピュータ犯罪や著作権侵害、健康問題等々の問題も生じている。これらの実態・影響・課題・対処方法を解説する。さらに、情報社会を健全に発展させるために実現されている社会・体制の仕組みを述べ、その中における個人の役割と責任を解説する。

第8回 情報システムの実際(その1)
実例の紹介と、実現する仕組みの説明を通じて、情報システムに対する理解を深める。

第9回 国際化する情報通信システム
海外オペレーター、ベンダーの動向や、海外と連携する必要性を述べる。ローミングイン・アウトでつながる仕組み・そのときの料金等の技術的内容にも触れる。

第10回 情報産業の実際
情報システム開発・構築・運用に関わる様々な業務と、それに必要な知識・能力について説明する。

第11回 情報ネットワークの基礎・情報ネットワークの歴史
電話ネットワークを支える技術の基礎と電話の繋がる仕組みを説明し、携帯電話の繋がる仕組みにも若干触れる。さらに、インターネットを支える技術の基礎、ホームページが見られる仕組みを解説する。

第12回 情報システムの実際(その2)
情報システムの例として移動通信システムを取り上げ、移動通信を実現する仕組みを説明する。

第13回 情報システムの実際(その3)
情報システムとして重要な通信の品質について述べる。

第14回 まとめ(その1)
今までの講義を概観し、質疑応答やレポート作成により知識をより確実なものとする。

第15回 まとめ(その2)
情報システム論について、まとめを行う。
予習・復習
について
予習:各回の講義中に次回内容を紹介するので、基本的な用語等を確認しておくこと。

復習:講義中に提示する課題を解くことにより、理解を深めること。
使用教材
講義の際にレジメを配付する。
参考文献
1)『システム障害はなぜ二度起きたか-みずほ、12年の教訓』(日経コンピュータ編集:日経BP)
2)『失敗学事件簿 あの失敗から何を学ぶか』(畑村洋太郎:小学館)
3)『ネットワークソフトウェア』(未来へつなぐ デジタルシリーズ 【16】巻)(角田 良明編著・三浦 章等著:共立出版)
単位認定
の方法
 講義に関わる、課題レポート(2回)により評価する。講義の際に求める講義に対する積極的な意見・提言等(数回)も評価に当たり考慮する。
成績評価基準
 到達目標に対応するレポート課題に対し、記述形式、オリジナリティの有無、論理性の有無、内容の正当性、課題への取り組み姿勢をもとに評価する。
その他1
その他2
参考URL