開講所属総合管理学部
時間割コード47152101
授業科目名現代契約論
授業科目名(英文)Contemporary Contracts
科目区分パブリック・アドミニストレーション
担当教員上本 政夫
開講年次3年生
学期・曜日・時限前期 火曜日 3時限
単位数2


概要
 本科目では、主に、民法「債権法」の範囲を網羅的に講義する。ただし、時間的な制約があるので債権法のうち契約法を中心に解説するが、特に、学生諸君に関係の深い重要な契約については非典型契約、特別法(消費者法等)または商法分野(保険法)を範疇とする領域の法もあわせて解説する。なお、本講では、学生諸君に学問的な思考を促すため、公務員試験をはじめとする各種試験対策を意識した講義は行わない
到達目標
 債権法全般の領域を整理し、特に、契約総論の領域に十分な知識を習得し、各種の契約につき、その相違とその特徴を理解して法的な効力に留意できることを目標とする。なお、各種試験対策のような解答のみを暗記するような思考は、目標の到達点としない。
履修上の注意
(1)本科目に興味・関心を有し、情熱をもって受講することができること。
(2)「民法総論」の既脩者であることが望ましい。
(3)本科目は、各種試験対策としての位置づけはしていないので、その点を留意すること。
授業計画
(1)講義の進め方
(2)債権法の全体構造と債権総論概説(債権の意義・性質と債権法の範囲と特質)
(3)債権総論概説(債権の目的、効力、消滅、多数当事者との関係)
(4)契約総論概説(序論、契約の成立、効力、解除)
(5)契約総論(債務不履行、損害賠償)
(6)小テスト及び契約各論(贈与・売買・交換)
(7)契約各論(消費貸借・使用貸借)
(8)契約各論(賃貸借)
(9)契約各論(雇用・請負)
(10)契約各論(委任・寄託・組合・終身定期金・和解)
(11)不法行為と示談(和解契約)
(12)非典型契約(リース契約、預金契約)
(13)非典型契約(旅行契約)
(14)特別法(消費者契約法、特定商取引法)
(15)保険契約法(商法)と全体のまとめ
予習・復習
について
予習:教科書全部をゴールデンウィーク終了までには一度読み切ること(レポート)。その後、適宜、該当箇所を適宜もう一度、考えながら熟読すること。
復習:教科書を疑問をもって熟読すること。レジュメの項目について、自分なりに整理してみること。
使用教材
藤岡康宏ほか『民法Ⅳ――債権各論 第3版補訂』(有斐閣S,2009年,2,400円+税)
 『ポケット六法平成29年版』(有斐閣,1,852円+税)
 中田裕康ほか『民法判例百選Ⅱ債権第7版』(有斐閣別冊ジュリスト224号,2015年,2,200円+税)
参考文献
講義の際、適宜紹介するが、さしあたり以下の文献を推薦する。
近江幸治『民法講義Ⅳ債権総論 第3版補訂』(成文堂,2009年)
近江幸治『民法講義Ⅴ契約法 第3版』(成文堂,2006年)
単位認定
の方法
原則、学期末の定期試験のみで評価する。出席(感想及び質問等)、レポートの課題(1回)、小テスト(1回)等は行うが、単位認定の評価としない。なお、受講態度の悪い者は退出を命ずることがある。
成績評価基準
債権法の領域及び講義で扱った法領域の知識(択一と穴埋め等)とそれを用いた法的思考力の到達度(論述)により成績評価を行う。
その他1
その他2
参考URL