開講所属総合管理学部
時間割コード47160401
授業科目名原価計算論
授業科目名(英文)Cost Accounting
科目区分 ビジネス分野
担当教員望月 信幸
開講年次2年生
学期・曜日・時限前期 金曜日 2時限
単位数2


概要
本講義では,原価計算の意義および目的を理解し,原価計算の理論的アプローチおよび計算手法について講義する。
到達目標
原価計算の理論を学ぶことに加え,全経2級工業簿記や日商2級工業簿記の知識習得を目標とする。
履修上の注意
本講義を履修するにあたり,基本的な簿記一巡の手続きに関する知識を有している必要がある。そのため,「簿記の基礎」「会計学」「企業会計」を履修していることが望ましい。
 講義の中で計算を行うことが多いため,毎回必ず電卓を持参すること。
授業計画
第1回:原価計算の基礎
【内容】企業が提供する製品やサービスの価格を決定する上で重要な原価計算について,その目的と原価の分類方法を理解する。
第2回:原価の費目別計算(1)
【内容】原価を発生形態に応じて材料費・労務費・経費に集計する原価の費目別計算のうち,材料費について理解する。
第3回:原価の費目別計算(2)
【内容】原価を発生形態に応じて材料費・労務費・経費に集計する原価の費目別計算のうち,労務費と経費について理解する。
第4回:製造間接費の計算(1)
【内容】製品との関連で間接的に発生する原価に関して,どのように原価を製品に配賦するかを理解する。
第5回:製造間接費の計算(2)
【内容】製造間接費の具体的な製品への配賦方法について理解する。
第6回:原価の部門別計算(1)
【内容】原価を発生した部門ごとに集計する部門別計算について,その意味を学習する。
第7回:原価の部門別計算(2)
【内容】原価を発生した部門ごとに集計する部門別計算について,その集計方法を学習する。
第8回:個別原価計算
【内容】受注生産に用いられる個別原価計算について,その意義や原価の集計方法を理解する。
第9回:単純総合原価計算
【内容】大量生産に用いられる総合原価計算について,その意義および計算の種類,完成品原価や月末仕掛品原価の計算方法を学習する。
第10回:減損および仕損の処理
【内容】工程の途中で発生した減損や仕損に対する費用(減損費・仕損費)をどのように算定し処理するのかについて理解する。
第11回:工程別総合原価計算と等級別総合原価計算
【内容】複数の工程を経て製品を製造するとき,どのように原価を計算し完成品と月末仕掛品の原価を認識するのかについて学習する。また,等級が存在する製品を製造しているときの,算定方法の仕組みについて理解する。
第12回:等級別総合原価計算と組別総合原価計算
【内容】等級が存在する製品を製造しているときの,具体的な完成品原価および月末仕掛品原価の算定方法について理解する。また,製造工程が組ごとに分かれている製品について,完成品原価および月末仕掛品原価をどのように算定するかを学習する。
第13回:標準原価計算(1)
【内容】標準原価を設定し実際原価との差異を比較分析することで経営に役立てる標準原価計算について理解する。
第14回:標準原価計算(2)
【内容】標準原価計算の差異分析方法について理解する。
第15回:直接原価計算とCVP分析
【内容】全部原価計算と直接原価計算の違い,およびCVP分析のしくみについて学習する。

※講義の進捗状況によって内容を変更する場合もある。
予習・復習
について
予習について:
 専門性の高い講義であることから馴染みのない用語や概念を数多く利用する。そこで,毎回の講義を受講するにあたっては,テキストの該当ページに事前に目を通しておくこと。

復習について:
 テキストと講義の内容をよく読み返し,不明な点はテキストや参考書を利用してきちんと整理しておくこと。
使用教材
以下のテキストを教科書として利用する。
高橋賢(2015)『テキスト原価会計 第2版』中央経済社。
参考文献
岡本清(2000)『原価計算[六訂板]』国元書房。

その他の参考文献については講義の中で随時紹介する。
単位認定
の方法
基本的には期末試験によって評価するが,不定期に小テストを行うこともある。
成績評価基準
日商2級の工業簿記をすべて得点できるレベルを秀とし,全経2級の工業簿記で合格点を獲得できるレベルを可とする。
その他1
その他2
参考URL