開講所属総合管理学部
時間割コード47160501
授業科目名管理会計論
授業科目名(英文)Managerial Accounting
科目区分ビジネス分野
担当教員望月 信幸
開講年次3年生
学期・曜日・時限後期 金曜日 2時限
単位数2


概要
本講義では,企業内部のさまざまな利害関係者に対し各種の必要な情報を提供する,管理会計システムについて講義する。具体的には,業績評価会計や意思決定会計についての知識を理解することを目的とする。
到達目標
企業に就職した際に実務で有用となる会計数値の活用方法などの知識を習得することを目指すほか,日商1級の原価計算・管理会計や公認会計士試験を受験するための基礎力を養うことを目標とする。
履修上の注意
本講義では,企業の内部における会計情報の利用について説明する。そのため,原価計算論を履修していることが望ましい。また経営学とも密接に関連しているため,興味のある領域に応じて幅広く履修してほしい。
授業計画
第1回:管理会計の基礎
【内容】企業経営に有用な会計情報を提供するシステムとしての管理会計の意義および体系について学習する。
第2回:短期利益計画とCVP分析
【内容】原価および営業量と利益の関係や固定費と変動費への原価の分類方法などについて学習し,短期的な企業目標を達成するために必要な会計情報について理解する。
第3回:予算管理(1)
【内容】計画を立てる上で必要となる予算の概念について,その意義,予算編成の体系および予算の設定方法を理解する。
第4回:予算管理(2)
【内容】予算編成の体系および予算の設定方法と,設定された予算を厳守させるために有用な会計情報の利用方法を学習する。
第5回:事業部制会計(1)
【内容】日本でも多くの企業が採用している事業部制組織について,企業内のセグメントに対する業績測定方法を学習する。
第6回:事業部制会計(2)
【内容】セグメントの業績測定に広く用いられている貢献利益法について,その方法と有用性を理解する。
第7回:事業部制会計(3)
【内容】企業内で頻繁に行われているセグメント同士の取引を業績に反映させる振替価格の利用について理解する。
第8回:短期的意思決定と差額原価収益分析(1)
【内容】短期的に行われる意思決定の種類を理解し,それを行うために必要な会計情報について学習する。
第9回:短期的意思決定と差額原価収益分析(2)
【内容】自製か購入かの意思決定や追加注文の可否についての意思決定アプローチを学習する。
第10回:設備投資の意思決定と現在価値の計算(1)
【内容】長期的に行われる設備投資の意思決定について,どのような意思決定アプローチが行われるかを理解する。
第11回:設備投資の意思決定と現在価値の計算(2)
【内容】時間の概念について理解し,時間の概念を考慮した意思決定アプローチの方法について学習する。
第12回:キャッシュフロー予測(1)
【内容】時間の概念を考慮したキャッシュフローの予測方法について学習する(概念)。
第13回:キャッシュフロー予測(2)
【内容】時間の概念を考慮したキャッシュフローの予測方法について学習する(例題)。
第14回:原価管理と原価企画(1)
【内容】原価管理の考え方と原価削減のための原価企画の基礎概念について学習する。
第15回:原価管理と原価企画(2)
【内容】原価企画の適用方法と原価企画に関わる考え方について学習する。

※講義の進捗状況によって内容を変更する場合もある。
予習・復習
について
予習について:
 専門性の高い講義であることから馴染みのない用語や概念を数多く利用する。そこで,毎回の講義を受講する前に該当する領域について,各自で参考書などを参照しておくこと。

復習について:
 講義のレジュメをよく読み返し,不明な点は質問したり参考書や経営学に関する書籍などを利用してきちんと整理しておくこと。
使用教材
基本的にはレジュメを配付する。
参考文献
岡本清,廣本敏郎,尾畑裕,挽文子(2008)『管理会計(第2版)』中央経済社。
櫻井通晴(2015)『管理会計(第六版)』同文館。

その他の参考文献については講義の中で随時紹介する。
単位認定
の方法
基本的には期末試験によって評価するが,課題や小テストを行うこともある。
成績評価基準
組織で活用されている会計数値の利用方法についての基本的な知識を習得した上で,その知識を用いて計算し活用できる基本的な能力を身につけたと考えられるレベルを秀とし,組織で用いられる会計数値の役割が理解できているレベルを可とする。
その他1
その他2
参考URL