開講所属総合管理学部
時間割コード47161401
授業科目名環境経済学
授業科目名(英文)Environmental Economics
科目区分ビジネス分野
担当教員井田 貴志
開講年次3年生
学期・曜日・時限後期 木曜日 3時限
単位数2


概要
 環境経済学(Environmental Economics)は,生産や消費といった人々の日常的な経済活動と環境の質に関する諸問題を理論的に分析する応用経済学の一領域である。地球温暖化・酸性雨・砂漠化・廃棄物処理といった(地球的・地域的)環境問題の存在は,広く知られているところであるが,それらに対する具体的な解決策はいまだ試行錯誤的な状態にあるといえよう。
 環境問題を経済学的手法によって解決しようとするとき,経済主体に対してどのようにしてインセンティヴを与えるのかということが重要なポイントとなる。さらに,経済学において有用であると認められる市場メカニズムの効力を十分に発揮させるシステムの構築が,肝要となってくる。
 このように,環境経済学は,広範な環境問題に対する有効な解決策を見出すことができる可能性を持った魅力ある学問である。
到達目標
環境問題を経済学的に捉えて,図解や数式で理解し,説明できる。
履修上の注意
 「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の講義を履修している方が望ましいが,必要要件ではない。本講義は,新聞やニュースで取り扱われる経済問題を経済学の基本的な考え方を用いて,理論的に捉える内容であるから,理論的分析に関心のある学生の受講を期待する。
授業計画
(1)経済活動と環境(ごみ)問題
(2)環境経済学の位置づけ
(3)市場メカニズム
(4)市場の失敗-外部不経済
(5)ピグー税
(6)コース定理
(7)計算問題のまとめ
(8)公害と公害国会
(9)循環型社会1-法体系と制度
(10)循環型社会2-グッズとバッズ
(11)環境経営
(12)環境の価値
(13)環境評価1-WPTとWTA      
(14)環境評価2-トラベルコスト法とヘドニック法     
(15)公共事業評価

※ 講義時間内で,確認テストを2回程度実施します。
予習・復習
について
 ミクロ経済学の基本的知識を用いるので,必要な事項についてはその都度,指示を行う。とりわけ,(1)から(6)までが,ミクロ経済学の基本的な考え方を用いる。復習については,指定テキストの練習問題を必ず解くこと。
使用教材
『環境経済学のつかむ【第3版】』(著者:栗山 浩一・馬奈木 俊介,出版社:有斐閣,本体2,400円,2016年)
参考文献
『ミクロ経済学の力』(著者:神取 道宏,出版社:日本評論社,本体3,200円,2014年)
『コア・テキスト公共経済学』(著者:板谷 淳一,佐野 博之,出版社:サイエンス社,本体3,350円,2013年)
単位認定
の方法
・定期試験:60%
・確認テスト:40%
成績評価基準
図や数式での理解-50%,文章で説明-50%。
その他1
地方創生科目
その他2
参考URL