開講所属総合管理学部
時間割コード47162701
授業科目名経営分析論
授業科目名(英文)Business Analysis
科目区分ビジネス分野
担当教員望月 信幸
開講年次3年生
学期・曜日・時限後期 木曜日 3時限
単位数2


概要
本講義では,財務諸表から企業の経営状態を把握する財務諸表分析を中心に講義する。具体的には,企業が作成する貸借対照表,損益計算書,キャッシュフロー計算書などを用いて,企業の経営状態を把握するための評価ツールとその利用方法について学習する。
到達目標
外部から企業の財務諸表を評価することに加え,企業の内部からも問題点を発見できるよう,実務で有用となる基本的な財務諸表の分析知識を習得することを目標とする。
履修上の注意
本講義では,企業が作成する財務諸表から企業の経営状態を認識する方法について説明する。そのため,会計学はもちろんことであるが,経営学とも密接に関連している。興味のある領域に応じて幅広く履修してほしい。
授業計画
第1回:経営分析の基礎
【内容】財務諸表を用いて企業の経営状態を把握する経営分析の意義および体系について学習する。
第2回:財務諸表の見方
【内容】経営分析を行う前に必要な知識として,企業の財務諸表の見方について認識する。
第3回:企業の財務安定性(1)
【内容】企業の財務諸表から,その企業が財務的に見て安定しているかどうかを判断する指標について理解する(短期)。
第4回:企業の財務安定性(2)
【内容】企業の財務諸表から,その企業が財務的に見て安定しているかどうかを判断する指標について理解する(長期)。
第5回:企業の収益性(1)
【内容】企業の財務諸表から,その企業の収益力がどの程度なのかを認識する評価指標について学習する(売上中心)。
第6回:企業の収益性(2)
【内容】企業の財務諸表から,その企業の収益力がどの程度なのかを認識する評価指標について学習する(資本中心)。
第7回:企業の活性度
【内容】企業の財務諸表から,その企業がどれだけ活性化した経営を行っているのかを測定する評価指標について理解する。
第8回:企業の成長性と生産性
【内容】企業の財務諸表から,その企業がどれだけ成長し,生産性が高いのかを測定する評価指標について理解する。
第9回:企業のキャッシュフロー(1)
【内容】企業の財務諸表から,その企業の資金繰り状態を把握するキャッシュフロー計算書について学習する。
第10回:企業のキャッシュフロー(2)
【内容】企業の財務諸表から,その企業の資金繰り状態を把握する評価指標について学習する(営業活動)。
第11回:企業のキャッシュフロー(3)
【内容】企業の財務諸表から,その企業の資金繰り状態を把握する評価指標について学習する(投資活動,財務活動)。
第12回:SWOT分析による経営分析(1)
【内容】企業を会計数値以外の側面から分析するため,企業を取り巻く経営環境の把握方法について理解する。
第13回:SWOT分析による経営分析(2)
【内容】企業を会計数値以外の側面から分析するため,企業を取り巻く経営環境をSWOT分析を用いて理解する。
第14回:SWOT分析による経営分析(3)
【内容】企業を会計数値以外の側面から分析するため,戦略マップを用いて理解する。
第15回:SWOT分析による経営分析(4)
【内容】企業を会計数値以外の側面から分析するため,バランススコアカードの役割を理解する。


※講義の進捗状況によって内容を変更する場合もある。
予習・復習
について
予習について:
 専門性の高い講義であることから,馴染みのない用語や概念を数多く利用する。そこで,毎回の講義を受講する前に該当する領域について,各自で参考書などを参照しておくこと。

復習について:
 講義のレジュメをよく読み返し,企業の財務諸表を利用して実際に分析を行うことで知識を整理しておくこと。また不明な点は参考書や会計学および経営学に関する書籍などを利用してきちんと整理しておくこと。
使用教材
基本的にはレジュメを配付する。
参考文献
森田松太郎(2009)『経営分析入門 第4版』日本経済新聞出版社。
松村勝弘,松本敏史,篠田朝也,西山俊一(2015)『新訂版 財務諸表分析入門』Bkc。

その他の参考文献については、講義の中で随時紹介する。
単位認定
の方法
基本的には中間レポートと期末試験によって評価する。
成績評価基準
企業の財務諸表を中心に,外的要因や内的要因などを踏まえた総合的な企業の評価ができるレベルを秀とし,財務諸表の数値から指標を計算できるレベルを可とする。
その他1
その他2
参考URL