開講所属総合管理学部
時間割コード47172201
授業科目名情報デザイン科学
授業科目名(英文)Information Design
科目区分情報管理
担当教員宮園 博光
開講年次3年生
学期・曜日・時限前期 金曜日 1時限
単位数2


概要
情報のデザインは,いわゆるプロのデザイナーだけの行為ではなく,子どもからお年寄りまで全ての人にかかる営みです.コンピュータとネットワークが私たちの身の回りに浸透しつつある現在,ますますその重要性が増しています.この講義では,インターフェースの設計やプログラミングだけではなく,日常生活をお
くる上で必要な考え方や方法を学習し,その可能性と課題を検討し,実際にデザインできる技術を習得します.
到達目標
情報を構造化し実際にペーパメディアやWebページをデザインできる技術を習得します。
履修上の注意
他の情報系の科目「マルチメディアプログラミング」「コラボレーション」,プログラミングに関係する科目なども受講することが望ましい.
授業計画
第1回 情報デザインとは何か
本講義のテーマとなる「情報をデザインする」とはどういう行為なのかについて考察します.
予習:最新のグッドデザイン賞をWeb(www.g-mark.org)等により調べてくる.

第2回  情報の構造化と編集(1)
情報をユーザがわかりやすいように分類・組織化する方法について理解します.
予習:新聞を読んで持参する.

第3回  情報の構造化と編集(2)
情報アーキテクチャについて述べ,インターフェースの設計,企画のプレゼンテーション作成を通して情報を構造化する手法について学習します.
予習:これまで作成したプレゼンテーションのシートを見直す.

第4回  情報の構造化と編集(3)
時間により変化する情報と空間を越えた情報のデザインについて学習します.
予習:「インターネット」を図で表現してみる.

第5回 表現の基礎(1)
人間の知覚特性について述べ,それらの感覚に適合したデザインのあり方について考察します.表現の基礎となる形・色・素材について各要素とその応用について学習します.
予習:県立大学のロゴマークを正確に測定してくる.

第6回 表現の基礎(2)
視覚の特性について述べ,両眼視差の効果について考察します.同時に図形の立体構成について学習します.
予習:立体感のある図を見つけ,その構成について考える.

第7回 表現の基礎(3)
デザイン要素と心理について述べます.図と地,まとまりの要因,錯覚など引き起こす構成を学習します.
予習:錯覚(錯視)を引き起こすコンテンツを見つける.

第8回 道具とインターフェースのデザイン(1)
人と道具を仲立ちする部分について述べ,使いやすい道具とにくい道具の違いを学習します.
予習:携帯電話と電卓のキーの並びの違いを調べてくる.

第9回 道具とインターフェースのデザイン(2)
人間と機械(コンピュータ)の係わり合いについて学習します.
予習:Windows(または,Macintosh)を使っている時に使いづらいと感じた事を
思い出し,その原因について考える.

第10回 情報収集と解釈
目的に基づき必要とする情報源を見出し具体的に情報を収集する手段について学びます.
予習:インターネット以外で情報を収集する方法について考えてくる.

第11回 問題の発見と企画(1)
情報を必要とする人に対して,役に立つ情報をわかりやすく伝えることを阻害する問題を発見する意識と手法について学習します.
予習:日常にある分かりにくい表現について調査する.

第12回 問題の発見と企画(2)
コンセプトメイキング中心の企画づくりについて学習します.コンセプトを具体化とデザインの設計について学びます.
予習:チラシ,パンフレットの類の中にあるコンセプトを見つけてくる.

第13回 情報の表現と演出(1)
企画に基づいてさまざまなメディアで情報を効果的に表現する方法を学習します.レイアウトとその要素,関連性の表現,空間.時間による情報の表現
予習:空間と時間とが同時にデザインされたコンテンツにはどんなものがあるのか見つけてみましょう.

第14回 情報の表現と演出(2)
企画に基づいてさまざまなメディアで情報を効果的に表現する方法を学習します.映像表現,静的・動的表現の効果的な使い方.メディアミックス表現
予習:音楽と映像がうまく融合していると思えるCMを挙げて下さい.

第15回 講義のまとめ

*復習に関しては,講義の中で提示します.
予習・復習
について
授業計画で指示された内容だけではなく,授業中に適宜指示を出します.
使用教材
教科書は使用せず,スライド,プリントを使用します.
参考文献
渡辺保史「<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=832809"target="_blank">情報デザイン入門-インターネット時代の表現術</a>」平凡社新書
ヘンリー・ペトロスキー (著), 忠平 美幸 「<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=840278" target="_blank">使い勝手〉のデザイン学</a>」朝日選書
ドナルド・A. ノーマン (著), 野島 久雄(訳)「<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=579063" target="_blank">誰のためのデザイン--認知科学者のデザイン原論</a>」 新曜社認知科学選書
単位認定
の方法
最終的な試験(またはレポート)と数回のレポートにより評価します.
成績評価基準
第2~4回で学修した情報の構造化の知識と第5~7回で得た技術を用いて、情報の正確かつ効果的な伝達ができるコンテンツをデザインできるかどうかを基準とします。
その他1
その他2
参考URL