開講所属総合管理学部
時間割コード47172501
授業科目名プロジェクト・マネジメント
授業科目名(英文)
科目区分情報管理
担当教員小薗 和剛
開講年次3年生
学期・曜日・時限前期 水曜日 2時限
単位数2


概要
本講義では、情報システムの開発をはじめ様々な組織や業務で実施されるプロジェクトに関して、具体的な例を示しながらさまざまな手法や理論について学習する。また、講義の中で演習(ワーク)を実施し、より実践的なプロジェクト・マネジメント能力の定着を目指す。
到達目標
<知識・理解>
プロジェクト・ライフサイクルの4つのフェーズを鳥瞰でき、各フェーズにおける様々な理論や手法について理解することができる。

<思考・判断>
プロジェクトの各局面において、様々な理論や手法を適切に取捨選択することができる。

<関心・意欲>
実社会の様々な業務で実施されているプロジェクトについて、プロジェクト・ライフサイクルを中心とした成り立ちを常に意識することができるとともに、学習内容を関連付けて分析・考察することができる。

<態度>
実社会の様々な業務で実施されているプロジェクトについて興味・関心を持ち、講義で得た知識や技能を実際の業務で活用することができる。

<技能・表現>
プロジェクトの各局面において、講義で学んだ様々な手法を活用するとともに、様々なドキュメントを作成することができる。また、プロジェクトに関わる様々なステークホルダーにドキュメントを提示し説明することができる。
履修上の注意
本講義では、自ら考え、他者とのコミュニケーションを通して視野を広げ、自らの考えにフィードバックし、最終的な考えとして表現できるような力の育成を目指す。特に、他者とのコミュニケーションが講義の中では求められるので、積極的に講義に参加してほしい。講義に参加する場合、受動的な学習態度ではなく、能動的な学習態度を望む。
また、「情報システム設計・開発論」へつながる基本科目であるので、プロジェクト・マネジメントの基礎を固めて欲しい。
授業計画
<第1回>ガイダンス、プロジェクトとは
プロジェクトならびにプロジェクト・マネジメントの概念について理解を深める。

<第2回>プロジェクトチーム
プロジェクトの成否は、チームをまとめていくことが重要なファクターとなる。どのようにチームを編成していくか、様々な手法について学び理解を深める。

<第3回>意思決定プロセス
プロジェクトの各局面でチームがどのように意見を出し合い、その意見をまとめ意思決定を行っていくか、発散と収束の手法を学び理解を深める。

<第4回>スコープ管理、時間管理
プロジェクト実施に必要な、スコープの管理、時間の管理手法について学び理解を深める。

<第5回>課題管理
課題管理表を中心に、課題の管理手法について学び理解を深める。

<第6回>ネットワーク図1
プロジェクトの作業を体系的に順序づける手法として、ネットワーク図がきわめて有効である。ネットワーク図を利用したプロジェクトの管理手法について学び理解を深める。

<第7回>ネットワーク図2
前回に引き続き、ネットワーク図を利用して、プロジェクトの管理手法を学ぶ。特に、クリティカルパスと呼ばれる概念を理解し、プロジェクトのスケジュール管理のポイントを学ぶ。

<第8回>資源とコストの管理
プロジェクトを実行していく上で重要な、資源とコストの管理について意味を理解し、管理できる手法を学ぶ。

<第9回>プロジェクト・ライフサイクルと定義フェーズ
プロジェクトの実行プロセスであるプロジェクト・ライフサイクルを理解する。また、プロジェクト・ライフサイクルの第1フェーズである、定義フェーズについて学び理解を深める。

<第10回>計画フェーズ
プロジェクト・ライフサイクルの第2フェーズにあたる、計画フェーズについて学び理解を深める。

<第11回>実行フェーズ1
プロジェクト・ライフサイクルの第3フェーズにあたる、実行フェーズについて学び理解を深める。

<第12回>実行フェーズ2
実行フェーズおいて、実行指針の決定やコミュニケーションを確保する計画についての考え方を学ぶ。

<第13回>実行フェーズ3
実行フェーズにおけるスコープと変更管理、またプロジェクト成果物の品質について学ぶ。

<第14回>終結フェーズ
プロジェクト・ライフサイクルの第4フェーズにあたる、終結フェーズについて学び理解を深める。

<第15回>
これまで学んだ学習内容を振り返り、プロジェクト・マネジメントの全体像を俯瞰しまとめを行う。
予習・復習
について
本講義は、「反転学習(フリップラーニング)」と呼ばれる手法で講義を進めるので、予習ならびに復習を必須とする。予習・復習の内容や方法については指導教員が適宜指示し、Webページを活用する予定である。
使用教材
毎回の講義において、ワークシートなどの必要な資料を配布する。また、Webページにも様々な資料などを掲載するので必ず活用すること。
参考文献
(1) G・マイケル・キャンベル、サニー・ベーカー、中嶋秀隆、「世界一わかりやすいプロジェクト・マネジメント(第2版)」、総合法令出版(2010)

(2) 村上博、満川一彦、「うかるぞソフトウェア開発技術者」、週間住宅新聞社(2006)

(3)上野淳三、広田直俊、白井伸児、「システム設計の考え方」、ディー・アート(2003)

(4)KPMGビジネスアシュアランス、「ユーザーのためのプロジェクト・マネジメント実践講座」、日経コンピュータ

(5)経営情報研究会、「ソフトウェア開発のすべて」(2000)
単位認定
の方法
ワークシートならびに講義への取り組み態度(75%)+期末試験(25%)により総合的に評価する。
成績評価基準
以下の(1)から(6)について、毎回のワークならびに講義への取り組みの結果から、学習内容の理解ならびに定着ができているか、積極的に自ら学んだかを確認し評価する。

(1)プロジェクト・ライフサイクルを活用し、プロジェクト全体を鳥瞰できる。

(2)プロジェクト・ライフサイクルの各フェーズにおける理論や手法などを理解できる。

(3)プロジェクトの各局面において、様々な理論や手法を適切に取捨選択できる。

(4)実社会の様々な業務で実施されているプロジェクトについて、学習内容と関連付けて分析・考察できる。

(5)実際のプロジェクトにおいて、講義で得た知識や技能を活用できる。

(6)プロジェクトに必要な様々なドキュメントを作成・提示し説明できる。
その他1
地方創生科目
その他2
参考URL