開講所属総合管理学部
時間割コード47181001
授業科目名公共経済学
授業科目名(英文)Public Economics
科目区分ビジネス分野
担当教員井田 貴志
開講年次3年生
学期・曜日・時限前期 木曜日 3時限
単位数2


概要
 公共経済学(Public Economics)は,公共部門(政府)の経済活動を理論的に分析する応用経済学の一領域である。公共経済学が対象とする諸問題は,「財政学(Public Finance)」で取り扱われるものと共通する事項が多いが,分析の視点が異なるのである。
 今日,新聞やテレビといったメディアで取り上げられている経済諸問題について考えるとき,公共経済学的な視点で捉える知識を持つことは21世紀において必要不可欠なものとなろう。
 公共経済学はその性格上,「ミクロ経済学」や「マクロ経済学」といった基礎理論を土台として成立しているのであるが,本講義ではこれらの基礎理論を十分に理解していない学生に対しても,公共経済学の魅力を実感してもらえる内容にしていく予定である。また,理論と共に現実の経済問題を事例にしながら,その適応範囲の広さを実感してもらいたい。
到達目標
 公的部門にかかわる事項について,図解や数式での説明ができる。
履修上の注意
 「ミクロ経済学」と「マクロ経済学」の講義を履修している方が望ましいが,必要要件ではない。新聞やニュースで取り扱われる経済問題を経済学的に捉える視点に関心のある学生の受講を期待する。
なお,講義内容は理論的なものであるから,計算や図による理解が求められる。
授業計画
(1)市場と政府
(2)集合的意思決定
(3)投票ルール
(4)投票のパラドックス
(5)政治による決定と経済による決定
(6)参入規制と価格規制
(7)独占と規制
(8)公共財とフリー・ライダー問題   
(9)公共財の最適供給
(10)地方分権とクラブ財
(11)直接税と間接税
(12)転嫁と帰着
(13)租税の理論
(14)ラムゼー・ルール
(15)財政赤字と公債

※ 確認テストを2回程度実施します。
予習・復習
について
予習:講義内容に関連するミクロ経済学の内容を事前に学習すること。図や数式を用いた表現を理解するように。

復習:毎回の講義内容に関連した練習問題に取り組むこと。
使用教材
『公共経済学 第2版』(著者:井堀 利宏,出版社:新世社,2015年,本体2,400円)
参考文献
『公共経済学』(緒方隆 他,勁草書房,2006年)
『ゼミナール公共経済学入門』(井堀利宏,日本経済新聞社,2005年)
『公共経済学』(奥野信宏,岩波書店,2008年)
単位認定
の方法
・確認テスト-40%
・定期試験-60%
成績評価基準
図や数式での理解-50%,文章で説明-50%。
その他1
地方創生科目
その他2
参考URL