開講所属総合管理学部
時間割コード47181801
授業科目名現代家族論
授業科目名(英文)Study of Contemporary Family
科目区分地域・福祉ネットワーク
担当教員安浪 小夜子
開講年次3年生
学期・曜日・時限後期 金曜日 2時限
単位数2


概要
 少子高齢社会の急速な進展をはじめとして社会が大きく変化している。この社会の変化は、社会における様々なしくみ、組織、集団などの変化を伴うが、家族にとっても例外ではなく大きな転換期を迎え、現代日本の家族のあり方も大きく変化している。家族は、人間関係のもっとも基本的なあり方といわれるが、家族成員同士や社会環境の影響を受けながらさまざまな家族の姿を呈し、新たな家族の方向性を模索しているともいえる。この講義では、家族をシステムとしてとらえ、家族の機能と意義について歴史的に振り返り、近年増加している核家族、結婚の多様化、子どもの虐待等の社会現象を通して現代家族の課題を分析し、今後の家族のあり方について考えていくことにする。
到達目標
1.我が国における家族の歴史的変遷と家族形態の特徴を理解す る。
2.人のライフサイクルにそった家族の成長と課題、家族の危機について考察する。
3.近年の家族をめぐる社会現象を通して、現代家族の問題の本質を理解する。
4.今後の家族のあり方について考えることができる。
履修上の注意
家族を扱った視聴覚教材や身近に起きている家族の問題を取り上げるので、日々興味を持ってマスコミや書籍等から情報をとったうえで、積極的に授業に参加してほしい。
授業計画
(1) 家族をどうとらえるか
(2) 家族の歴史的変遷
(3) 近代家族の誕生と家族機能の変化
(4) 多様な現代家族(多様化する結婚、家族関係と役割)
(5) ライフサイクルと家族の危機
(6) 家族の内部構造
(7) 結婚への道:青年期の交際、配偶者の選択
(8) 子どもの誕生・養育
(9) 現代の子育て事情
(10) 共働き夫婦と家族関係
(11) 高齢者と家族
(12) 家族と社会的ネットワーク
(13) 事件と家族
(14) 家族のゆくえ
(15) まとめ
予習・復習
について
予習
・毎回のテーマにそって文献や新聞等を活用し、社会の動向を把握しておくこと。

復習
・毎回のテーマに沿って、自己の家族の課題を考える。
使用教材
原則としてレジュメ・自作資料を配布する。
参考文献
1)盛岡清美・望月嵩四訂版(2014)『新しい家族社会学』培風館
2)松信ひろみ(2012)『近代家族のゆらぎと新しい家族のかたち』八千代出版
3)井上俊・伊藤公雄『近代家族とジェンダー』世界思想社
4)S・D・ハロウェイ著、高橋登他訳(2014)『少子化時代の良妻賢母』新曜社
5)にらさわあきこ(2016)『未婚当然時代』ポプラ新書
6)佐藤剛史(2014)『結婚検定』株式会社G.B
7)高崎順子(2016)『フランスは少子化をどう克服したか』新潮新書
その他、随時授業の中で紹介する。
単位認定
の方法
途中提示する課題レポートと学期末の筆記試験の成績によって評価を行う。
・中間レポート :40%
(課題は、授業の中で提示する)
・定期試験:60%
成績評価基準
課題に対する理解力、問題思考能力、興味関心の度合い、自己の課題発見等について課題レポート、期末試験の内容をもとに評価を行う。
その他1
その他2
参考URL