開講所属アドミニストレーション研究科博士前期課程アドミニストレーシ
時間割コード840101
授業科目名アドミニストレーション特殊講義
授業科目名(英文)
科目区分共通科目
担当教員澤田 道夫
開講年次1年生
学期・曜日・時限前期 金曜日 7時限
単位数2


概要
 「アドミニストレーション特殊講義」は研究科のキー・コンセプトであるアドミニストレーション(総合管理)を研究する科目です。アドミニストレーション(administration)はパブリック・アドミニストレーション(public administration)とビジネス・アドミニストレーション(business administration)に共通の現象です。最近、とみにパブリック・アドミニストレーションとビジネス・アドミニストレーションの同一化が進行しています。

 「アドミニストレーション特殊講義」の到達目標はアドミニストレーションに関する基礎的一般的な理論を修得し、それを踏まえてアドミニストレーションを実証的に研究し得るようにすることにあります。
到達目標
1.アドミニストレーションに関する基礎的一般的な理論を修得する。
2.アドミニストレーションを実証的に研究し得るための知識を身につける。
履修上の注意
研究科のコア科目ですので、主体的に学んで下さい。
授業計画
第1回「アドミニストレーション特殊講義」の開講に当たって

第2回 アドミニストレーションの実際(理論研究その1)
 パブリック・アドミニストレーションとビジネス・アドミニストレーションの同一化が進行しています。まず、アドミニストレーションの実際を見ます。     

第3回 アドミニストレーションの多義性と多用性と多面性(理論研究その2)
 アドミニストレーションには様々な意味があります。それは多様に用いられます。さらに、いろいろな現われ方をします。アドミニストレーションの多義性と多用性と多面性を勉強します。

第4回 アドミニストレーションの概念規定(理論研究その3)
 アドミニストレーションという言葉について、その概念規定を行います。

第5回 アドミニストレーションの構造(理論研究その4)
 アドミニストレーションに共通する要素(ファクター)は何かという問題を検討したいと思います。初めてアドミニストレーションを公私に共通する現象ととらえ、その後のアドミニストレーション論の礎石を据えた人として評価されるフランスのファヨールを取り上げます。

第6回 アドミニストレーションの構造(理論研究その5)
 ファヨールの影響を受けてアドミニストレーション論を展開するアメリカのギューリックを取り上げます。

第7回 アドミニストレーションの有意性(理論研究その6)
 アドミニストレーションを研究すると、何が見えるようになるのでしようか。アドミニストレーションの有意性を検討します。

第8回 指定管理者制度(実証研究その1)
 地方自治法規定の「公の施設」の管理運営に関する「指定管理者制度」をアドミニストレーションの素材として実証的に研究したいと思います。

第9回 市場化テスト(実証研究その2)
 公共サービスの担い手を官民の競争入札で決める「市場化テスト」をアドミニストレーションの素材として実証的に研究したいと思います。

第10回 PFI(実証研究その3)
 公共施設等の建設や管理運営等を民間の資金や経営能力等を活用して行う「PFI」(Private Finance Initiative)をアドミニストレーションの素材として実証的に研究したいと思います。

第11回 シティ・マネージャー制度(実証研究その4)
 アメリカの市議会がシティ・マネージャー(City Manager)を任命し、彼に市の執行業務を全面的に任せる「シティ・マネージャー制度」をアドミニストレーションの素材として実証的に研究したいと思います。

第12回 独立行政法人(実証研究その5)
 平成13(2001)年度からスタートした「独立行政法人制度」をアドミニストレーションの素材として実証的に研究したいと思います。

第13回 公私間の人事異動(実証研究その6)
 「国と民間企業との人事交流に関する法律」(平成11年)の制定によって公私間の人事異動が行われています。これをアドミニストレーションの素材として実証的に研究したいと思います。

第14回 アドミニストレーション研究の課題
 向後のアドミニストレーション研究の課題は何かについて検討します。

第15回 「アドミニストレーション特殊講義」の総まとめ
 これまでの学習内容を整理し確認します。
予習・復習
について
 総合管理学会紀要「アドミニストレーション」、手島孝『総合管理学序説』(有斐閣、1999年)等、アドミニストレーション関連の資料について目を通し、理論の概要に触れておくこと。
使用教材
適宜レジュメを配付します。
参考文献
手島孝著『<a href="http://wwwlib.pu-kumamoto.ac.jp/mylimedio/search/book.do?target=local&bibid=554748"target="_blank">総合管理学序説</a>』(有斐閣、1999年)
単位認定
の方法
平常点を基礎に総合的に判断します。
成績評価基準
 到達目標の欄に示した1~2の目標のそれぞれについて、その知識や理解の度合い、考察の内容に応じて評価を行い、成績を付与します。
その他1
その他2
参考URL