開講所属アドミニストレーション研究科博士前期課程アドミニストレーシ
時間割コード842601
授業科目名財政学特殊講義
授業科目名(英文)
科目区分公共経営コース
担当教員小泉 和重
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 水曜日 6時限
単位数2


概要
 財政学的な視点から社会保障制度の基本的な仕組みや概念を習得することが本講義の目標である。具体的には、1)日本の財政赤字とその弊害、2)少子・高齢化の財政問題、3)社会保険制度の持続可能性、4)格差社会と生活保護制度、5)人口減少と子育て支援、6)自治体財政と公立病院改革等のテーマについて学びます。
到達目標
到達目標は、社会保障財政の基本的な仕組みと基礎的な概念を理解することにある。
履修上の注意
下記のテキストを輪読しながら、講義を進めていきます。また、適宜、講義の中で資料を配布します。

小西砂千夫(2016)『社会保障の財政学』、日本経済評論社(http://www.nikkeihyo.co.jp/books/view/2413
授業計画
第1回 イントロダクション
第2回 日本の財政の現状
第3回 財政赤字の弊害 
第4回 社会保障と税の一体改革
第5回 国民健康保険制度と財政
第6回 後期高齢者医療制度と世代間負担
第7回 介護保険と財政
第8回 公的年金制度と財政
第9回 公的年金制度の改革
第10回生活保護制度と財政 
第11回子育て支援と財政
第12回労働保険と財政
第13回障害者福祉と財政
第14回公立病院改革と自治体財政
第15回社会保障財政の今後
予習・復習
について
次の概念や制度を事前に予習すること。
第1回~第3回 日本の予算制度、国債制度、財政赤字の弊害 
第4回 社会保障と財政の一体改革、消費税の仕組み、逆進性と累進性  
第5~6回 医療保険制度、逆選択、クリームスキミング、情報の非対称性
第7回 介護保険制度、介護保険料の地域間格差と調整
第8~9回 公的年金制度、賦課方式・積立方式、マクロ経済スライド制
第10~13回 格差社会、ジニ係数、相対的貧困、生活保護制度、子供の貧困
第14回 PFI、エージェンシー、公立病院の経常収支
第15回 福祉国家論、新自由主義、普遍主義と選別主義
使用教材
毎回、資料を配布する
参考文献
佐藤滋・古市将人(2014)『租税抵抗の財政学』岩波書店。
単位認定
の方法
平常点、レポート
成績評価基準
講義における参加意欲と講義の理解度に応じて評価する
その他1
その他2
参考URL