開講所属文学研究科博士前期課程日本語日本文学専攻
時間割コード861901
授業科目名日本文学特殊講義Ⅲ-2
授業科目名(英文)
科目区分博士前期課程
担当教員五島 慶一
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 水曜日 3時限
単位数2


概要
 近代文学の領域で研究を進め、論文を書く上で必要となる手法を実践から学ぶ。

 授業は二部構成からなるものとし、二つのプログラムを平行で(原則交互に)進める。
 即ち一つ目は自身で設定したテーマ・選択した作品により、演習形態で発表を重ねることで論文としての完成度をより高めてゆく。
 いま一つは、ある対象に対する言及をいかに論文としてくみ上げていくのかを、作品とそれに対する(公に)発表された論文を読み比べることで学んでいく。
 後者の素材としては、芥川龍之介の作品とそれに対する論文を読むことで進める。扱う作品については「授業計画」欄を参照のこと。
到達目標
 学部で学んできた事柄を前提に、近代文学の領域でより発展的に研究を進めるための手法、必要となる知識を学び、最終的には自らの手で(公に発表する分量の)論文を執筆できるようになることを目指す。
履修上の注意
・発表準備を充分に行うこと。また、他者の発表に関しても、きちんと準備をし、真摯な態度で臨むこと。
・事前に指示した作品・論文に関しては必ず読んだ上で授業に臨むこと。
・近代文学史に関する基本的な知識を得ておくこと。学部に開設されている「近代文学史」を受講し、その内容を整理・理解してから本授業に臨むのが望ましいが、そうでない場合も、簡略なものでよいので同領域に関する書を読むなど、自分なりに予め学習を行っておくこと。
授業計画
1~2 授業の進め方に関して、発表内容についての相談など
3    受講者による発表①
4    芥川龍之介概論(大正八~九年を中心に)
5~7 芥川龍之介「南京の基督」
8    受講者による発表②
9~10  芥川龍之介「龍」
11    受講者による発表③
12~13 芥川龍之介「舞踏会」
14    受講者による発表④
15    まとめ

 ※ 授業の半分は演習形態によって行うため、受講人数やその専攻領域その他により上記の進行・対象作品は変動がありうる。
予習・復習
について
 授業の半分は演習形式で進めてゆく。すなわち受講者は自らの担当箇所に関して事前に精読、自分なりの再整理と問題提起を行い、授業当日は各自で作成した資料を配布して発表を行う。次いで受講者全員参加による討議(質疑応答)に移る。 
 事前に発表担当者から別途指示があった場合は、それについても予め読んでから授業に臨むこと。
 また、五島担当の部分であっても、常時履修者に自身の見解を求めることになるため、受講者は自身の発表同様の準備をして臨んでもらいたい。
使用教材
  庄司達也編『芥川龍之介ハンドブック』(鼎書房 2016再版)

 他は授業内で指示する。


現時点では、五島の担当部分に関しては、
『芥川龍之介全集3』(ちくま文庫)を予定しているが、授業開始後に指示するので、事前購入には及ばない。
参考文献
授業内で適宜示す。
単位認定
の方法
授業内発表とレポート(論文)。授業に臨む態度を重視する。
成績評価基準
 他の受講者の発表に対して発言するなど、積極的に授業に臨んでいるか、発表にはきちんと準備をして臨んだか、などを考慮に入れつつ、最終的に提出された論文・レポートの水準を以て評価を行う。
その他1
その他2
参考URL