開講所属文学研究科博士後期課程英語英米文学専攻
時間割コード879101
授業科目名英語学研究I
授業科目名(英文)
科目区分博士後期課程
担当教員村尾 治彦
開講年次1年生
学期・曜日・時限集中 その他 他
単位数4


概要
本授業では、理論言語学の知見を生かしながら様々な英語の現象を観察し、分析する。また、英語という個別言語の特性が言語一般の特性とどう関わるのかについても考察の対象とする。具体的には、認知言語学やその他機能言語学の枠組みに基づいて、人間に一般に備わる認知プロセスや英語の背景にある文化的発想がどのように英語という個別言語の特性に影響するのかを考察する。さらに、英語に軸足を置きつつも、英語のみを見ることによってかえって英語の本質を見失わないように、日本語など他言語と比較しながら考察を進め、より広く一般言語学的立場から英語を眺める訓練をする。 
到達目標
理論言語学に基づく高度な研究の基盤となる認知言語学理論の深い理解と応用する力を涵養する。また、「英語学」領域の目標の1つである、英語を分析対象として人間言語の本質を解明することを志向させる。
履修上の注意
事前にしっかり予習をし、不明な点はテキスト以外の参考文献、関連文献等にもあたり、理解を深めて授業に臨むこと。
授業計画
授業は次の形態を取る。認知言語学を中心とした研究論文や本など文献を読み進め、認知言語学の最先端の研究成果や動向について知識を深める。また、使用した文献の内容から各自の論文のテーマに関連する題材を取り上げ、データを収集し、分析した結果をレジュメにして発表し、その内容に関して討議を行う。

第1回   認知文法の導入
第2回以降 テキストの中から主要な章を抜粋し、毎回決められた分量を読み進める。発表担当者は内容をレジュメにしてまとめ、発表、議論を行う。それ以外の学生は、事前に文献を読み、疑問点、問題点を明らかにして、授業中に積極的に議論に参加することが要求される。受講生の関心、レベルに応じて、扱う文献は変更することもある。
予習・復習
について
予習
 担当の学生は文献概要のレジュメを作成し、発表できる準備をしておくこと。他の学生は、文献を事前に読み、疑問点、問題点を明らかにしておき、授業での議論に参加出来るようにしておくこと。
復習
 授業でのポイントを整理し、理解を深め、自分の研究テーマと関連づけ、研究に反映すること。
使用教材
Langacker, Ronald W.(2009) Investigations in Cognitive Grammar, Mouton.
参考文献
授業中に適宜紹介する。
単位認定
の方法
・授業中の発表
・レポート
・平常点
以上を総合的に判断する。
成績評価基準
「認知文法」の正しく深い理解ができているか、人間言語の本質の解明を志向する姿勢が養われているかという観点から評価する。
その他1
その他2
参考URL