開講所属環境共生学研究科博士前期課程環境共生学専
時間割コード885101
授業科目名植物資源利用学
授業科目名(英文)
科目区分食資源活用学分野
担当教員松添 直隆
開講年次1年生
学期・曜日・時限後期 金曜日 6時限
単位数2


概要
世界的な人口増加と経済成長に伴う生活水準の向上により、食料、エネルギー、天然資源への需要が増加し、さらなる環境問題につながることが懸念されている。このような中、安全・安心で豊かな生活を送るには、持続可能な社会を目指した循環型社会を構築すべきである。そのためには、消費者は生活と環境とのかかわりについて理解し、環境や資源に配慮した生活が必要である。
本来、人は植物と共存し、植物に依存し、植物を利用しながら、すべてを循環させて生活していた。本講義では植物資源の役割や利用法として、食料生産を取り巻く話題(第1~第4回)、自然と科学技術に支えられた植物生産の技術(第5回~8回)、暮らしのなかの園芸・植物(第9回~13回)を講義する。さらに、循環型社会・持続可能な社会の構築に向けた植物資源の役割と利用法を考える(第14回~15回)。
到達目標
安全で安心な豊かな生活を送るには、環境や資源に配慮した考えと行動(生活)が必要である。そのためには、消費者(家庭)が、食卓(消費生活)を支えている食卓の向こう側(生産・流通・加工)の現状と課題を理解し、さらに消費者の責任と権利を認識して行動することが求められる。本講義では、持続可能な循環型社会の構築に向けた植物資源の果たす役割や利用方法を、消費者(家庭)の視点で考え・理解することを到達目標とする。
履修上の注意
教職科目のため、必ず授業に出席すること。
授業計画
第1回:食料生産の現状
第2回:食料生産の課題
第3回:食料生産と地球温暖化
第4回:食料生産とバイオマスエネルギーの両立は可能か?
第5回:自然と科学技術に支えられた植物生産技術(Ⅰ) 
有機農業、施設園芸、植物工場とその生産物
第6回:自然と科学技術に支えられた植物生産技術(Ⅱ)
安全・安心な食料生産に向けた生産技術、地下水を守る「くまもとグリーン農業」の取組
第7回:自然と科学技術に支えられた植物生産技術(Ⅲ)
フードシステム、食卓(消費)と食卓の向こう側(流通・加工・生産)を考える
第8回:自然と科学技術に支えられた植物生産技術(Ⅳ)
園芸作物の流通、園芸作物の輸出戦略
第9回:暮らしのなかの園芸・植物(Ⅰ)
園芸・植物がもたらすさまざまな効用
第10回:暮らしのなかの園芸・植物(Ⅱ)
保育園における園芸・植物の役割
第11回:暮らしのなかの園芸・植物(Ⅲ)
園芸療法
第12回:暮らしのなかの園芸・植物(Ⅳ)
野菜のおいしさ/機能性成分と調理・加工技術
第13回:暮らしのなかの園芸・植物(Ⅴ)
伝統野菜の意義と利用法、くまもと「ひご野菜」の魅力
第14回:植物資源の利用と循環型・持続可能な社会(Ⅰ)
植物と共存し、植物に依存し、植物を利用しながら、すべてを循環させていた「植物国家」(江戸時代)の知恵から循環型社会を学ぶ
第15回:植物資源の利用と循環型・持続可能な社会(Ⅱ)
循環型社会・持続可能な社会の構築に向けた植物資源の役割と利用法について考える
予習・復習
について
講義の進行を見ながら、各講義の中で説明する。
使用教材
講義で配布する。
参考文献
講義で紹介する。
単位認定
の方法
レポート
成績評価基準
以下の内容について理解度をレポートで評価し、成績評価基準とする。
(1)食料生産を取り巻く話題:25点
(2)自然と科学技術に支えられた植物生産の技術:25点
(3)暮らしのなかの園芸・植物:25点
(4)循環型社会・持続可能な社会の構築に向けた植物資源の役割と利用法を考える:25点
その他1
その他2
参考URL