開講所属総合管理学部
時間割コード920301
授業科目名地理
授業科目名(英文)Geography
科目区分関連科目群
担当教員内野 祐介
開講年次1年生
学期・曜日・時限前期 木曜日 2時限
単位数2


概要
 地表のさまざまな部分を私たちは地域と称している。この地域研究が地理学そのものである。本講義では,地域を考えるために,学説を紹介しながら,地図を道具として授業を進める。地図を理解し,地図の作成・処理・測定などの作業を通して地域を理解し,表現することを学ぶ。
到達目標
私たちは球形の地球を,平面上での理解が大半である。したがって,アマゾン川の河口が,熊本から見て真北の方角にあるということを,まず理解できていないと思う。そうした小さな地理的誤解を解きほぐしながら,地理とは何なのか,地理の何を教えるべきなのか,さらには,科学としての地理学等を,それぞれの個人個人が会得することを目標としたい。
履修上の注意
 テキストは使用しない。講義と地図作業とを並行して行う。作業に関しては,与えられた教材を手際よく処理し,時間内に提出すること。
授業計画
第1回 地理学と世界観…人々の世界観の広がりを通して,科
学としての地理学を理解
第2回 地球の表現………球面を平面に表現することの難しさと     至便さを理解する
第3回 地球の理解………地図上での位置・距離・面積・形から
    地球を正確に把握する
第4回 場所の表現(1)…球面の表面を,平面の地図としての主
    題図を理解する
第5回 場所の表現(2)…地形図の表現基準・表現方法・読図を
    通して地域を理解する
第6回 場所の表現(3)…地形図作業により,埋積切峰面図の作
    成し,原地形を推測する
第7回 地域の理解(1)…地形図から,位置・距離・面積・勾配
    の測定し,正確な値を得る
第8回 地域の理解(2)…地形図から,断面図・横断断面図の作
    成し,地域を俯瞰する
第9回 地域の理解(3)…地形図から,水系図の作成と計測を行
    い地勢を判断する
第10回 地域の理解(4)…地形図から,土地利用図を作成し,
    人々の生活を確認する
第11回 景観の把握(1)…上記の作業を得て,地形図「熊本」か
    ら,景観を読む
第12回 景観の把握(2)…読んだ熊本の景観を,判読カードに作成
第13回 景観の把握(3)…判読カードより,KJ法を使ってポートを
    作成
第14回 最後に…………地理空間学との境界を確認
第15回 講義のまとめ
予習・復習
について
 予習は,特別に必要としない。ただ,球面である地球の表面を,平面である地図に表現した場合,地図に描かれたすべての事項が正しいことではないことを,この講義の前提条件として,理解しておいてほしい。
 復習については,毎時,その日の授業に関する課題を出すので,必ず提出すること。また,必然的な欠課の場合にも,後日提出することを望む。
使用教材
 2万5千分の1地形図「熊本」「健軍」,地図作業に必要な文具(色鉛筆・定規等,ある程度の数はおこちらで準備する)。毎時間,講義資料を配布する。
参考文献
「ジオ・パル」浮田典良他(海青社)「地形図の手引き」日本地図センター

単位認定
の方法
 講義への出席時数を充たすことと,課題・作品・レポート等の合計点数が,学期成績の基準を充たしていること。
成績評価基準
 毎時間の提出課題,地図作業の作品・レポートと学習状況。これらを点数化して学期成績とする。その点数の算出方法は講義中に明示する。
その他1
地域志向科目
その他2
参考URL