開講所属全学共通
時間割コード940101
授業科目名教育制度論
授業科目名(英文)
科目区分教職に関する専門科目群
担当教員中園 優子
開講年次3年生
学期・曜日・時限前期 月曜日 1時限
単位数2


概要
教育制度の定義を述べ、教育組織と教育体系の両面から教育制度の構造を明らかにする。現代の公教育の制度的枠組みと理念を、公教育制度や教育法制の面から検討する。現代教育の制度的・行政的特徴と課題について総括する。さらに教育法規、教育基本法の改正、教育三法の改正等、最新の教育事情を検討する。絶えず各領域で改革が模索されている現在、社会の情報化、国際化、少子化問題に応じる教育制度改革の諸相も考察する。また各テーマに即したDVD教材を用いたり、外部の専門家も特別講師に招き、学生とデスカッションを活発に行う。
到達目標
学生に教育制度に関する基礎的かつ実践的な教養を身につけさせる。さらに学生が関係法令、教育法規に関する理解をきちんとし、教職員としての基礎知識と資質を養うことを目標とする。
履修上の注意
これからの教職員は激変する社会情勢の中で、教育理論と教育実践を通じて臨機応変に実現し、その実践と理論を両輪に迅速に教育課題に取り組まなければならない。本講義は、学問としての教育制度論を教えると共に、教育を志す者の知識と技能、そして心を育むことを目的としている。
 学生は常に広い社会的関心と問題意識を持ち、積極的に授業に参加することが望まれる。
授業計画
第1回 <テーマ>「教育制度を学ぶことの意義」
<内容> 教育とは何か、 教育制度とは何かを学ぶ。教育制度の歴史を概観する。

第2回 <テーマ>「子どもの権利」
<内容> 以下の内容について詳細に検討する。(・法規の原理 ・国家と教育 ・憲法と教育 ・憲法と教育法規 ・児童憲章 ・世界人権宣言 ・学習権宣言 ・児童の権利に関する条約)

第3回 <テーマ>「教育法」 
<内容>教育方について以下の内容を学ぶ。( ・法律主義の原則 ・教育の目的と理念 ・教育行政
・教育制度の基本原理 ・公教育 ・教育法 ・教育権 ・義務性 ・無償制 ・中立性)

第4回 <テーマ>「教育内容の制度」
<内容> 第5回 <テーマ>「学習指導要領」
 教育内容を新学習指導要領にもとづいて精査していく。

第5回<テーマ> 学校の制度
<内容>学校の制度を以下のテーマで学ぶ。( ・学校体系の基本構造 ・学校体系の歴史的類型 ・日本の学校体系の変遷 ・各国の学校体系 ・生涯教育と生涯学習体系)

第6回 <テーマ>「乳幼児期の保育制度・児童期の教育制度」
<内容> 元幼稚園園長先生の外部講師を招き以下の内容について講義をしてもらう。(・保育制度の歴史 ・日本の保育制度 ・先進国の幼児保育制度 ・小学校の歴史 ・初等教育の目的と内容 ・外国の初等教育改革)

第7回 <テーマ>「教員制度」
<内容> DVD「3年B組 金八先生」をみながら以下の内容をディスカッションする。(・教職とは何か ・教師観と理想の教師像) 
 また現代の教育制度ついて以下を学ぶ。(・教職員の種類と資格 ・教師教育・教員の身分と任用 ・教員の服務 ・勤務条件 ・教師の法的役割 ・教師の仕事の特質と内容) 

第8回 <テーマ>「教育行財政制度」
<内容> 教育行政の歴史的展開を概観し、「中央教育行政機構とその問題点を探る。また 教育委員会制度とその問題点 ・教育財政制度とその問題点についても学ぶ。

第9回 <テーマ>「高等教育・生涯学習支援制度」
<内容> 我が国と諸外国の高等教育を比較検討する。社会教育の概念と特質 や社会教育の歴史 、生涯教育の行財政についてまとめる。

第10回 第13回 <テーマ>「社会変化と教育制度改革」
<内容> 現代教育制度改革と特質 や教育の公共性と市場化 、」国際化社会と教育制度改革にうついて掘り下げて検討する。 少子化問題と教育制度改革についてディスカッションを行う。

第11回 <テーマ>「各国の教育制度に関する事例研究」
<内容> 学生が各国の教育制度(欧米諸国)に関して発表し、全体でディスカッションを行う。

第12回 <テーマ>「各国の教育制度に関する事例研究」
<内容> 学生が各国の教育制度(オセアニア諸国)に関して発表し、全体でディスカッションを行う。

第13回<テーマ>「各国の教育制度に関する事例研究」
<内容> 学生が各国の教育制度(アジア諸国)に関して発表し、全体でディスカッションを行う。

第14回 <テーマ>「グローバルな視点からの21世紀の教育課題(1)」
<内容>  DVD「不都合な真実」を干渉して、現代の環境問題と環境教育のあり方を討論する。

第15回 <テーマ>「グローバルな視点からの21世紀の教育課題(2)」
<内容> 国際教育をテーマに、国際理解、開発教育、平和教育などについて学ぶ。
予習・復習
について
教科書の単元と関係条文を読み込み、課題意識を持ち講義に参加すること。
 社会問題・教育問題に広く関心を持ち、日々の新聞やニュースに目を配ること。復習 講義時に配布する参考文献のコピーや関連図書を積極的に読み、問題意識を深めること。
 学生による各国の事例発表の時は、文献を事前によく調べきちんとした発表ができるように準備をすること。
使用教材
『改訂版 第4版 未来を創る教育制度論』 川口洋誉・中山弘之 編 (北樹出版 2016年)
『教育小六法 平成29年度版』(学陽書房、2017 年1月)
・指定教科書上記2冊に沿って講義を行う。
参考文献
・補足事項について随時プリントを配布する。
単位認定
の方法
定期テスト50%、小論文20%、授業への積極的参加30%の割合で評価する。
成績評価基準
教育制度や教育法規に関する基礎力と実践力がどれくらい身に付いたか、また教育問題をどれくらい身近なものとして捉え、講義内容を活かしていける能力があるかなどを評価基準とする。また問題提起能力、ディスカッション能力も重要な評価基準とする。
その他1
その他2
参考URL