認知症サポーター養成講座を開催しました
288名の認知症サポーターが誕生
6月21日(木)、本学大ホールにおいて、総合管理学部「社会福祉学」の受講生を主な対象とした認知症サポーター養成講座が開催されました。
当日は、認知症キャラバン・メイトの村上充様(くまもと成仁病院)、熊本市高齢者支援センターささえりあ尾ノ上 社会福祉士 綾香繁子様および東区役所福祉課(認知症地域支援推進員)堀之内祐子様にお越しいただき、村上様から、「『認知症』を理解しよう」とのタイトルで、認知症の種類、原因、症状、認知症の方と接する際の注意点および認知症予防・相談窓口などについてご講義いただきました。
学生達からは「認知症にたくさんの種類があることを知った」「物忘れと認知症の違いがわかった」「(認知症の)ご本人は全てわからなくなるのではなく、ご本人こそ不安や恐怖とともに生活していることがわかった」「認知症の方との接し方がわかってよかった」「三つのポイント(驚かせない、急がせない、自尊心を傷つけない)を意識して接するようにしたい」といった感想が寄せられました。
講座終了後は、参加者の一人一人に対し認知症サポーターの証であるオレンジリングが配付されました。
わが国の今後のさらなる高齢化に加え、2025年には高齢者の5人に1人が認知症になるとも言われるなか、認知症の方々とともに地域に生きる私たちが日ごろから(力まず)自然にできるサポートについて学ぶことができた講義でした。
本件に関する問い合わせ先
熊本県立大学 総合管理学部 准教授 西森 利樹
TEL 096-383-2929 / (FAX)096-384-6765
〒862-8502(大学専用郵便番号:住所記載不要)
熊本市東区月出3丁目1番100号