本研究科は、学部教育で培った専門性をさらに広く深く究めることによって、叡知を磨き、真贋を分別する洞察力を養い、研究・教育の発展に寄与するとともに、国際化社会の中核となる人材の養成を目的としています。
すなわち、日本語日本文学専攻では、かつて国語国文学とされた専攻を、世界の中の日本としての位置付けから、日本語日本文学専攻とします。そして、日本語学の分野では、日本語を歴史的に、また、構造的に分析研究することによって、その特性や構造の解明を目指し、日本文学の研究も、各時代の文化と文学作品、さらにはそれに関わる社会と作者などを研究することによって、日本文学の特性を明らかにします。
さらに本研究科は外国人に対する日本語教師の養成を目標とする日本語教育課程を有し、国際化社会における外国人の日本語学習熱に応えるために、高度な専門家の育成を目指すものです。
英語英米文学専攻は、学部の英語英米文学科を基礎としてその専門性をさらに深化させることを目的として設置されています。国際的な文化理解、とりわけ英語圏文化の理解の緊要生と、英語がすでに国際言語としてグローバルに機能している今日の世界の状況からみれば、英語学・英文学・米文学の三分野が専門的な研究領域としてこれまでの意義を持続しながらも、さらに二十一世紀においてますます重要かつ不可欠となるのは明らかであり、英語英米文学専攻における専門的教育が新しい時代の地域社会からの要請に応えるものであることを私たちは確信しています。この趣旨から本専攻の目標として、三分野の教育水準の向上と研究指導の充実、専門性の深化、そして地域社会への貢献を私たちの使命として掲げています。