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プログラミング教育の普及

 近年、日本においてプログラミング教育を推進する動きが活発になってきています。平成24年度に文部科学省によって発表された学習指導要領において、中学校教科の技術・家庭科でプログラミングの学習が新たに必修として追加されました。また、その翌年度である平成25年度には、政府が発表した成長戦略の1つに、「『世界最高水準のIT社会』を目指し、義務教育段階からのプログラミング教育等のIT教育を推進する」といった内容が明記されました。こうした社会の動きにともない、日本においてもプログラミング教育の推進が進められています。

プログラミングに対する苦手意識の払拭

上記のような社会の動きにともない、熊本県立大学では後援会共同自主研究推進助成事業として、プログラミングを題材としたワークショップが開催されています。平成24年度には、熊本県内の高校生を対象に、プログラミングを学習する機会の提供およびプログラミングに対するイメージ改善を目的とした体験型ワークショップ「高校生を対象にしたモーションセンサーを用いたワークショップ-SKPUK-」が開催されました。このワークショップでは、ブロックを組み合わせることでプログラミングを行うことができる開発環境(Scratch)と、体の動きを認識して、操作を行うことができるモーション認識デバイス(Kinect)が組み合わせて使用されました。

平成24年度に行われたワークショップ実施前と実施後に、参加者である高校生に対してアンケート調査が実施され、高校生のプログラミング学習の実態が調査されました。ワークショップ実施前アンケートの項目のうち「プログラミングを学習する機会が少ないと感じるますか」では、約8割の参加者が「少ない」と回答しました。また「プログラミングに対するイメージ」について聞いたところ、「専門的だ」「難しそう」といった回答が多く、「簡単」という回答は得られませんでした。このことから、高校生がプログラミングに対して負のイメージを持っていることが分かります。

しかし、実施後アンケートの「プログラミングに対するイメージの変化」という項目では、「とても良くなった」「よくなった」という肯定的な回答が参加者全体の約87%を占めました。またワークショップに関する自由回答の項目では「難しいと思っていたけど、意外と簡単で分かりやすく楽しかった」「もっと時間がほしかった」という意見があり、ワークショップを行うことによって、高校生のプログラミングに対する苦手意識の払拭ができました。

ワークショップの継続の必要性

平成24年度の「高校生を対象にしたモーションセンサーを用いたワークショップ-SKPUK-」に続き、平成25年度には「スマートフォンのアプリケーション開発体験ワークショップ-Make Apps!-」が開催されされました。このワークショップではiPhoneアプリの開発とスマートフォン利用に関するセキュリティ意識の啓発が行われました
本ワークショップ「e-Motions」では、プログラミングに対するイメージの改善を図ることと、プログラミングを学習する機会の提供、ワークショップを継続的に実施することにより知名度の向上を目的としています。

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