受験生への案内



「居住環境学科のパンフレット」はこちら()をご覧下さい!



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以下の内容は,居住環境学専攻時代の内容です。今も変わらない内容も多いのですが,だいぶん古くなったので,参考にする程度にして下さい(折角なので,そのまま残しておきますが。)。2000年5月26日作成(2005年4月13日最終修正)の内容です。

熊本県立大学 環境共生学部 居住環境学専攻の受験を考えている受験生の皆さんへ。
(→こちらは,専攻の準公式広報文です。)

本学の居住環境学専攻では,主に建築に関わることを勉強します。

建築の分野で勉強することは,
1)計画
2)構造
3)環境
の三つの分野があります。

1)の計画分野は,主に建築物のデザインを勉強する分野です。地域計画や都市計画のようなスケールの大きなデザインも行います。
本学では,建築物の計画を,大岡教授,村上教授が担当されています。
また農村地域の計画を中島教授,都市計画を西講師が担当されています。

2)の構造は,主に建築物がきちんと建つかどうかを勉強する分野です。
本学では,木構造をはじめ構造全般を2005(平成17)年10月着任予定の教員,建築材料を李助教授が担当されています。

3)の環境は,建築物の空調設備や照明などを勉強する分野です。
これを,中村教授と私で担当しています。


本学の居住環境学専攻の特徴は,
ことなどが挙げられます。


1級建築士の受験資格は,従来の生活科学部では得られませんでした。
生活科学部では,2級建築士の受験資格は得られましたので,大学卒業後,まず2級建築士の試験に合格して,
その後,4年間の実務経験を経てやっと1級建築士の受験資格が得られました。
ところが,環境共生学部になってからは,大学卒業後,2年間の実務経験を経れば,1級建築士の受験資格を得ることができます。
全国の他の建築系の学部でも,同じように2年の実務経験を経て,1級建築士の受験資格を得ることになりますので,
全く同じ条件になったと言えます。

1級建築士と2級建築士の詳細,ならびに履修すべき科目(居住環境学専攻の場合)はこちら[PDF File (56KB)]。


居住環境学専攻の学生は1学年約40名です。この約40名を8人の専任の教員と5人の嘱託助手でサポートしますので,
専任教員1人あたりの学生数は約5人となり,きめ細かな指導を行うことができます。
多くの学生が在籍する国立大学や私立大学と違って,アットホームで教員と学生の間が近いと言えます。
更に,環境共生学部への改組にあたり,教員を増強しましたので,前に述べた3分野すべての教員が揃うという
バランスの取れた布陣となりました。


教育設備については,環境共生学部への改組に伴い,最新の設備を導入しつつあります。
ゆったりとした広いキャンパスに最新の設備,アットホームな雰囲気と,建築を学ぶには絶好の環境となっています。


環境共生学部は,敢えて3学科に分けず,1学科にし,3つの専攻を設けています。
これは,他の専攻の開講科目を受講できるようにとの考えからです。
ですので,居住環境学専攻に入学しても,食物・健康の問題や生態・資源の問題についても勉強することが可能です。
環境問題に関する広い分野の勉強をすることができると言うわけです。