音声ファイルとpdfファイル(だけ)で授業を


☆☆☆軽い,パケット通信料(「ギガ」)に負担をかけない授業(2020.06.02更新)☆☆☆

考え方:以下の2点の組み合わせ(基本は,学習院大学の田崎晴明先生のサイトから)
(1)講義ノートのpdfファイル(パワーポイントのスライドをpdf化したものでも,手書きのメモのスキャンでも)
(2)音声(のみの)ファイル
→講義ノートを見てもらいながら,音声ファイルを聞いてもらう


(1)講義ノートのpdfファイルの作成
☆ページ番号を必ず入れる。音声ファイルで言及するため。

→できれば,ファイルの容量を小さくしたい。
→そのための方法は
・本家のAdobeのページ(こちら
・藤井敬一様のサイト(こちら
 →→Macのプレビューというソフトの利用についても,記述あり
 →→Adobe Acrobatを持っていない場合でも,できる方法もあり
※学会などへの投稿の際に,いろいろ試していると思うので,その方法でO.K.


(2)音声ファイルの作成
Audacityという無料のソフト(音声加工フリーソフト)を使って,録音する。Win版もMac版もある。
→その後,音声ファイルのファイルサイズを圧縮して,書き出す。

・Audacityの簡単な使い方は,先の田崎晴明先生が紹介されている学習院大学計算機センター支援組織の方が作成されたpdfファイルを参照。
→ここでは,Win版だけが紹介されているが,Mac版もある。
→→Mac版のインストールの方法や使い方はこちら(でも,困った広告が出てくるので注意)。
→→少し古いみたいだが,こちら(のすけ様のサイト)でも(こちらは困った広告は出てこず)。
→→Mac版のインストールの方法だけだとこちら(y.mizuno様のサイト)でも。

・少なくとも,Mac版の場合は,LameとFFmpegというソフト(正確には,プラグインソフト?)を追加してインストールしておく。
ここ(Buanzo様のサイト)からダウンロード可能。
※「FFmpeg and LAME on macOS / Mac OS X」の欄を探す。少しスクロールする。
「64-bit LAME for Mac OS X」と「64-bit FFMPEG for Mac OS X」をダウンロードして,インストールする。

・これで,準備は完了。後は,録音するだけ。

・2本以上に分けて,録音した場合,繋げて1本にしたい場合は,こちら(pcog1212様のサイト)を参考に。


※※あとは,これらのファイル(pdfファイルと音声ファイル(ファイルサイズが小さい!)をMS Teamsの各クラスの「ファイル」にアップすればよい。


06.02追記
・自分では,結局,MacについているQuick Time Playerで録音して,.mp3形式のファイルに変換する際だけに,Audacityを使っている。
・Quick Time Playerの方が何となく直感的な気がして使いやすそうというのとAudacityの使い方にまだ慣れていないから?
 →Audacityの使い方に慣れると,こちらの方が良さそうな気はしているけど。
・録音する際には,USB接続の片耳ヘッドセット(エレコムHS-HP21SV(たぶん))を使っている
 (正確には,φ3.5mmモノラルミニプラグ端子にUSB変換ケーブルをつけて,USBに接続)
・ただし,USB接続するときに,電源が供給されているUSBのハブに繋げると,ジーという低い音を拾うみたい。電源がよくないみたい。
→パソコン本体に直に繋げると,この音は消えて問題はないみたい。

・pdfファイルには,パワーポイントのスライドを1枚ずつ(4枚などにまとめないで)出力している。
・pdfファイルを1枚ずつめくりながら,音声ファイルを聞いてもらっている。
→音声ファイルを聞いてもらいながら,pdfファイルをめくってもらっている。
・パワーポイントのスライドを画面共有して,音を入れて動画を作ると,見る側は本当にぼーっとしてみるだけ。
・でも,上記の方法なら,自分でスライドをめくりながら見ることになるので,もう少しやっている感が得られるみたい。
→その意味で,4枚などにまとめての印刷はしないでいる。
・音声ファイルを聞いてもらっている途中に,何度か,質問を入れておくとよさそう。
→「ここで,一旦音声ファイルを止めて,質問への回答をWordファイルに書き込んでみましょう」など。
・それを,レポートとして提出してもらえれば,見ている方にも参加している感がでるみたい。
・さっさとレポートもできるし,それを読めば,理解度も少しは確認できる(最後に,感想をかいてもらっておけば,さらに確認できる)。