本学学生ボランティアが天草支援学校で防災ワークショップを開催しました
「県大防災プロジェクトユニット」は、熊本地震の経験を活かし地域の防災意識を高める活動を行う学生グループです。クロスロードゲームというツールを活用したワークショップを通じて、「もしもに備える」防災意識の向上と判断力の醸成に地域と一緒に取り組んでいます。
1月18日、熊本県立天草支援学校にて、支援学校高等部の1年生25名と保護者5名、さらに天草学園の職員6名の、合計36名を対象としたワークショップを実施しました。このワークショップは、昨年10月22日に行った「“もしもに備える”防災ワークショップ」を受けて、天草支援学校の先生方が“生徒さん達にも「防災意識」を持ってもらいたい”という思いを持たれたことから私たちに依頼していただき実現した企画です。
学生が中心となって企画とファシリテーターを務め、第1部では、熊本地震時の県立大学の活動報告と天草支援学校に合わせ作成したクロスロードゲームを実施、第2部で「避難所に必要なコト、モノって何だろう」というテーマでグループディスカッションを行い、最後にグループ代表から発表してもらいました。ワークショップ後は、外部講師の松里さんと土井さんから、保護者や天草支援学校の職員の方々を対象にした講話と意見交換が行われました。
支援学校の生徒さんから、「熊本の地震はいつ起こるかわからないので勉強になりました」「クロスロードゲームを通して、自分のこととして考えることができた」「自分の意思をしっかり持って周りの人、一人一人に気遣いをしていきたいです」といった感想をいただき、参加した多くの人が防災について考え・備えることの大切さを学び再認識する貴重な機会となりました。
日 |
時 |
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平成30年1月18日(木) 10時 ~ 12時半 |
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場 | 所 | : | 熊本県立天草支援学校 | |||||
対 | 象 | : | 熊本県立天草支援学校 高等部1年生とその保護者、天草学園の職員 合計36名 | |||||
内 | 容 | : | 防災ワークショップ・講話 | |||||
実 | 施 | 者 | : | 総合管理学部 | 3年 | 生田健誠、森内貴士 | ||
2年 | 村上明里 | |||||||
1年 | 森上由伸、内田千晴 | |||||||
外 | 部 | 講 | 師 | : | 松里 健一 | (熊本市城東校区自主防災クラブ事務局・熊本市立城東小学校前PTA会長) | ||
土井 祐加里 | (熊本市立力合西小学校PTA副会長・熊本大学医学部附属病院看護師) | |||||||
引 | 率 | : | COC推進室 野口特任准教授 |
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本件に関する問い合わせ先
熊本県立大学 総合管理学部 教授 丸山 泰
TEL 096-383-2929 / (FAX)096-384-6765
〒862-8502(大学専用郵便番号:住所記載不要)
熊本市東区月出3丁目1番100号