12月の食育の日『食育スペシャルデー』を実施しました
〜「小国さんち(産地)のあったか料理」〜
熊本県立大学では、平成18年12月に策定した「くまもとさんち(産地)の食育ビジョン」に基づき、食に対する正しい知識向上のため、食品の安全性、日常生活における朝食の重要性、健康になる食事バランスなどの情報提供に取り組んでいます。
今回12月(12/19)は、食育ビジョンを策定してから2年目を迎え「食育スペシャルデー」として、学食をはじめ各所で食育の推進に係る様々な取り組みを行いました。
★学生食堂での食育メニューの提供 「小国さんち(産地)のあったか料理」をテーマに、本学と包括協定を締結している小国町の特産品である黒豚や菊芋を使用したクリスマス特別メニュー「おぐにサンタのクリスマスランチ」を、限定130食提供しました。クリスマスをイメージした豪華な定食でご好評を頂きました。
(リレートーク) 12:10からは、学食においてリレートークも開催しました。 ◆司会(食健康科学科 助手 高野優)
◆小国町の特産品(菊芋)について(菊芋料理研究家 北里洋子さん) 菊芋には体にいい成分が多く含まれていて、肌がキレイになるという女性に嬉しい効果があるそうです。食べ方としては、皮をつけたまま使っても美味しく食べられるので、是非ご家庭でも使ってみてくださいとのメッセージがありました。
◆小国町の特産品(菊芋)について(食品エコロジスト 波多野毅さん) 菊芋は糖尿病に効果があるといわれており、ハンガリー等ではポピュラーな健康食材として使われているとのことでした。菊芋という名の通り、菊のようなキレイな花が咲くということで、秋には花を見に、冬場は菊芋を食べに小国に遊びに来てください、との話がありました。菊芋のレシピ集も発行しているとのことです。
◆栄養バランスについて(食健康科学科 助手 我如古菜月) 今回の定食は、菊芋をはじめ野菜を沢山使ってあるため、ビタミン等は多く摂取できていますが、ビタミン類は一部を除いて余った分は外に排出されるので、特にストレスを抱えた方や喫煙をされる方は、夜にも沢山野菜を取って欲しいというメッセージがありました。
◆熊本県立大学ほ場 お米ものがたり
◆展示(菊芋関連、)
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★食育特別講義の実施 同日午後からは、本学16番教室にて、食育特別講義として「食と環境」(講師 環境共生学部 松添教授)を公開にて実施しました。学生の方や地域の方が参加され、熱心に聴講されました。
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