日本統治期初期の台湾における地域の変容


 台湾の製糖工場と社宅街の研究から発展させて,日本統治期初期の頃の台湾における地域の変容に関する研究を進めています。

 清朝末期から日本統治期の初期の間の台湾では,産業,特に主力産業であった製糖業によって地域の様子が大きく変わったと考えています。
それを様々な資料や史料を用いて実証的に明らかにしようと検討を進めています。
まだまだ,検討を始めたばかりで研究成果は少ないですが,2015年から参加させていただいた明治大学の青井哲人先生の科研費プロジェクトを契機に,2009年9月から始めた台湾での調査を活かして研究を進めようと考えています。



 日本統治期初期の台湾における地域の変容に関連して発表した論文などは,下記の通りです。

著書


査読付き論文


日本統治期初期の台湾における地域の変容に関する論文や発表(一部,上記の論文と内容の重なりがあるものもあり)